【配属機関概要】

3）任地（ ウェスタン州ムンダ市 ） JICA事務所の所在地（ ホニアラ市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 飛行機 で 約 1.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

配属先は、児童数約260名、教職員10名の、ムンダ空港に隣接して立地する小学校である。コミュニティとキリスト教United Church教会によって1952年に設立され、教育方針として、学力向上、心身の健全な発達、及びキリスト教への理解を掲げている。なお小学校には、プレ・プライマリーと呼ばれる幼稚園が併設されている(標準年齢5歳)。ほぼすべての生徒がムンダ周辺の住人で、毎日徒歩で通学している。各学年は30名～40名の1クラス制。各クラスは担任と副担任の2名で授業を担当している。年間予算は、約320万円で、授業料や寄付、政府からの助成金で賄われている。

【要請概要】

1）要請理由・背景

ソロモンでは国全体として基礎計算能力不足が課題であり、若年層世代からの能力向上への取り組みが不可欠となっている。その解決策として、初等教育課程における教員の指導能力向上が求められている。また配属先では、児童の健康に対する知識と運動能力の向上を目指している。そこで、算数、体育を中心とした教科活動をおこなうことのできる隊員の要請が挙げられた。首都ホニアラや他州にも数学隊員、体育隊員、小学校教育隊員の派遣があり連携した活動も期待できる。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

1.配属先と相談の上、算数、体育、または複数の教科を主担当する
2.同僚教員の算数、体育の授業作りに協力、助言を行う
3.指導力向上のためのワークショップなどを同僚教員と共に行い、同僚教員のレベルアップを図る

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務室、教科書、指導書、グラウンド、バレーボール、サッカーボール

4）配属先同僚及び活動対象者

校長:1名(50代男性)、 教員10名(女性7名、男性3名)
児童約270名(女子150名、男子120名)

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】

生活使用言語はピジン語。赴任時の現地語学研修では、英語を使用して現地共通語(ピジン語)を学習する。