要請番号(JL12725A21)
募集終了


1代目
・2025/3 ・2026/1 ・2026/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・人的資源開発省
2)配属機関名(日本語)
ガダルカナル州立セントメリータナガイ小学校
3)任地( ガダルカナル州タナガイ村 ) JICA事務所の所在地( ホニアラ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス+徒歩 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は1973年に設立された児童数約150名、教職員17名が在籍するガダルカナル州立の小学校である。児童構成は、小学校1年生から6年生まで、各学年1クラスの計6クラスとなっている。年間予算は約400万円である。教科担任制を一部の学年で導入している。主要教科は①算数、②理科、③社会、④英語、⑤キリスト教の5教科である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国児童の算数の学力低迷は深刻な問題であり、初等教育での算数の理解不足がその後の中・高等教育における数学不振に大きく影響している。現地教員の基礎学力と授業力の低さがその要因一部であり、隊員は自らの授業を通して児童の算数学力向上を支援すると共に、現地教員に対する授業力向上のための協力が求められている。こうした背景から、2025年2月まで協力隊員(小学校教育)が活動を行い、教員の授業力向上や児童の学力向上に貢献してきた。また、イベントの企画・運営や日本文化の紹介など多方面からのアプローチによる魅力的な学校づくりに貢献してきたところ、今後も継続した支援が求められていることから本要請に至った。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1. 小学校1年生から6年生までの算数授業において、現地教員のサポートを行う。
2. 現地教員に対して、算数の授業作りに関する協力や助言を行う 。
3. 可能な範囲でスポーツの指導や、イベントの企画・実施を行う。
4. 日本の学校生活や文化紹介を行い、生徒や同僚教員に対して異文化理解と交流の機会を提供する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
個人机・椅子(教員室内)、教科書、教員用指導書、コピー機、スポーツ用具(ネットボール、サッカーボール)、グラウンド(隣接する州立セントタナガイ中高校のグラウンドが使用可能)。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
校長:1名(50代女性) 教員:17名(女性13名、男性4名)
活動対象者:
同僚及び児童約150名(女子90名、男子60名)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:配属先職員が大卒であるため
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(22~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居では時折停電・断水が発生する。なお、住居からの通勤や買い物の移動手段は徒歩とバスが中心であり、30分から1時間弱かかるのが一般的である。赴任後に現地共通語(ピジン語)を英語で学習する。