2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL12725B08)

国名
ソロモン
職種コード 職種
H131 栄養士
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/3 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健・医療サービス省

2)配属機関名(日本語)

キラキラ病院

3)任地( マキラ・ウラワ州キラキラ市 ) JICA事務所の所在地( ホニアラ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

マキラ・ウラワ州の州都キラキラにある拠点病院で、医師3名、助産師3名、看護師32名が勤務している。内科、産婦人科、外科、歯科、眼科、非感染性疾患(NCDs)、健康促進課がある。また中核病院として州内各地域の小規模クリニックを管轄し、WHO及び保健・医療サービス省のデータ収集、調査なども行っている。2025年4月より、JICA海外協力隊1名が活動中。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ソロモン諸島ではNCDsが深刻な健康課題となっており、マキラ・ウラワ州でも対策が進められている。キラキラ病院では、外来・入院診療に加えて、NCDs、栄養、健康促進などの予防医療にも力を入れているが、住民への啓発や患者対応には課題が残る。特に、食習慣や生活習慣に関する情報提供が不十分であるほか、院内スタッフの知識向上や患者との効果的なコミュニケーション手法の確立が求められている。また、村落地域では交通や通信の制約が大きく、医療情報へのアクセスが限られているため、月1回程度の地域訪問によるアウトリーチ活動は極めて重要である。こうした背景から、地域に根ざしながら、NCDs課及び健康促進課の現地職員や住民と協働して啓発活動や患者支援を行える協力隊員の派遣が求められている。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

1. 病院スタッフや地域住民に対するNCDs、栄養、生活習慣に関する啓発・教育活動の実施。
2. 健康促進課と協力して、病院食の改善を始めとするサービス向上のための支援。
3. 月1回程度の村落地域への巡回訪問による、情報提供や早期発見・予防の支援。
4. NCDs患者に対する栄養指導・記録補助、外来での患者対応の支援。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

聴診器、体重計、血糖値測定器

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚: NCDs担当看護師
活動対象者: 同僚看護師、患者、患者家族、コミュニティ住民

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(栄養士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:業務について助言するため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(22~32℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

住居では時折停電・断水が発生する。
任地での現地語学研修では、英語を使用して現地共通語ピジン語を学習する。