要請番号(JL12725B09)
募集終了
3代目
| ・2026/3 ・2027/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健・医療サービス省
2)配属機関名(日本語)
国立中央病院 リハビリテーション科
3)任地( ホニアラ市 ) JICA事務所の所在地( ホニアラ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
国立中央病院は、首都ホニラに位置するソロモン国内最大かつ唯一の三次医療機関であり、内科、外科、整形外科、産婦人科、小児科、眼科、入院病棟、結核病棟等があり救急部門は24時間対応をしている。また、医療教育・研修機関としての役割も担っている。おおよそ300床の病床規模を有し、外来は1日に200名以上の患者が利用している。オーストラリアや国際NGO等とのパートナー連携により、集中治療棟、手術室、眼科やがんユニットなどが整備拡充されている。2025年1月には中国の支援で総合医療センターも設立された。 日本はJICA海外協力隊(リハビリテーション科、医療機器管理部門など)の派遣の他、医療機材の供与や医療機材の保守整備の人材育成などの支援をしている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
リハビリテーション科の人材は保健・医療サービス省リハビリテーション課に所属しており、現場の国立病院のリハビリテーション科では、ソロモン国立大学の実習生受け入れや保健・医療サービス省の人材育成なども行っている。同僚の理学療法士4名(うち1名はリハビリテーション科の部門長)を中心として日常のリハビリテーション業務やソロモン国立大学の実習生などの受け入れを行っているが、リハビリテーション業務の質の向上のため引き続き隊員の要請があった。2014年に理学療法士の隊員が派遣されて以降、2025年7月現在までに計5名の隊員が協力をしてきている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
患者は小児から高齢者までと幅広く、小児は整形疾患、40-60歳代は非感染症疾患(NCDs)が原因の脳血管障害が多い。
1. 外来・入院患者に対する理学療法治療を実施する。 (患者は糖尿病による下肢切断、骨折、脳血管障害、スポーツ外傷、マラリア後脳炎、脊髄損傷)
2. 科内スタッフや実習生に助言をする。
3. 保健・医療サービス省の実施するコミュニティでの理学療法(CBR)へ協力する。
4. 科内スタッフと協働し、リハビリテーションガイドライン及び各種疾患における治療プロトコール作成に向けた助言及び策定作業の支援を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
平行棒、階段、バランスボール、杖など歩行補助具、マット、ホットパック、アイスパック
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
Director 50代前半 女性
理学療法士(40代) 男女
CBRワーカー数名
活動対象者:
入院、外来患者、コミュニティ住民
5)活動使用言語
その他
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(理学療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:業務で助言するため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(22~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
生活使用言語はピジン語。赴任時の現地語学訓練では英語を使用して現地共通語ピジン語を学習する。配属先では科内ミーティング及び会議、病棟回診、患者対応の際、ピジン語は必須。他方で、医師や海外ドナー関係者(オーストラリアや中国など)とは英語でのコミュニケーションが必要。





