要請番号(JL12725B10)

2代目
・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健・医療サービス省
2)配属機関名(日本語)
ククム・アーバン・ヘルスセンター
3)任地( ホニアラ市 ) JICA事務所の所在地( ホニアラ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
首都ホニアラ市内の東部地域を管轄するヘルスセンター(一次医療の拠点)で、一般外来から出産支援(産前産後の母親学級や新生児の健康相談)、感染症対策、非感染症疾患(NCDs)、地域保健(コミュニティや学校を巡回し啓発活動)や緊急対応などを行っている。医師1名、助産師、看護師、マラリア検査技師など20名弱のスタッフが勤務している。これまで、JICA海外協力隊で看護師、助産師など、複数の隊員が派遣され、NCDsや母子保健、5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)活動など様々な取り組みが行われてきており、医療スタッフのレベルと患者サービスの向上に貢献してきている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先では、日々多くの患者が訪れ、限られた空間と人的資源の中で業務が行われている。このような環境において、患者や医療従事者にとって安全で効率的な医療サービスを提供するため、「5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)」の概念を導入し、ヘルスセンター内の環境と業務プロセスの改善を図りたいとしている。すでに、前任の看護師隊員により、5Sの導入は進められたものの、さらなる5Sの定着と改善へのステップアップを目指し、医療スタッフに助言をすることのできる看護師隊員の要請に至った。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
看護師長とともに、5Sを中心とした環境改善を進める。
1. ヘルスセンター内の5Sの導入と実践支援(作業スペースや物品の整備、職場環境の改善)
2. 業務手順の整備や標準化の支援(無駄や混乱を軽減する仕組み作り)
3. スタッフへの教育や指導(5Sの考え方や感染対策、衛生管理に関する日常的な指導)
4. 5S活動の記録・評価・報告書の作成とスタッフへの共有(Before/Afterの記録、改善点の整理、資料作成など)
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
体重計、聴診器、血圧計、ドップラー
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚: 医師1名、助産師、看護師やマラリア検査技師など計17名
活動対象者:
ヘルスセンタースタッフ
外来一般患者(新生児~成人)
5)活動使用言語
その他
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(看護師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:配属先看護師との協働に不可欠
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(22~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
任地での現地語学研修では、英語を使用して現地共通語ピジン語を学習する。配属先ではミーティング及び会議、患者対応の際、ピジン語は必須。他方で、医師や海外ドナー関係者とは英語でのコミュニケーションが必要。