2022年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL13022B02)
募集終了

国名
トンガ
職種コード 職種
G153 音楽
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/3 ・2023/4 ・2024/1
学校ホール コーラスやピアノレッスンは学校ホールで行う予定 コーラスやピアノレッスンは学校ホールで行う予定

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育訓練省

2)配属機関名(日本語)

タイルルカレッジ

3)任地( ヌクアロファ ) JICA事務所の所在地( ヌクアロファ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

タイルルカレッジは1967年に創設されたトンガ自由教会傘下の男女共学の中・高一貫校である。首都だけでなく離島のババウ島やハアパイ諸島にも各一校姉妹校が設置されている。首都校の生徒数は約800名(11-18歳)、職員数は約70名。音楽教科で使える年間予算は50万円程度。フォーム1-6(日本の中学1年から高校3年に相当)の生徒が音楽を学んでいる。2020年4月まで隊員が活動していたが新型コロナ感染症の世界的な蔓延に伴う隊員一斉退避により帰国となった。同校では選択科目として 現地日本語教師により日本語教育も行われている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

音楽のカリキュラムは、海外のものをベースに作成されているが、トンガでは音楽大学などで専門教育を受けた教師が非常に少なく、教師の多くはブラスバンドの経験を元に指導している。授業は進級試験合格を目指した音楽理論中心であるため、実技がほとんどなく、課外活動にてブラスバンドに参加する選ばれた生徒のみ、実技の機会がある。選ばれた生徒だけでなく、より多くの生徒にも楽器の演奏等を通じて音楽本来の持つ楽しさを伝えたいとして、後任の隊員要請となった。これまでの隊員は主に低学年の授業を担当し、音階やリズムを身体の動きを使い教えるなど工夫してきた。また、笛・鍵盤ハーモニカ等を用いた実技指導、課外活動で合唱指導を行っていた。同僚教師に対し、実技の大切さの理解促進、理論と実技の結びついた授業が現地職員だけでも展開できるようになることが期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

・音楽の授業を実施する。なお、担当学年は赴任後学校と協議して決定。
・得意の楽器などを活かし課外活動の指導を行う。(金管楽器であればブラスバンドの指導、弦楽器であればバイオリンの指導等)
・学生合唱団やピアノクラスへの指導。
授業は1-6年生で週5回(50分/回)行われ、1-4年生では理論と実技を学ぶ。音楽は1-2年生は必須科目であるが、3-6年生は選択科目となる。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

パソコン、ブラスバンド用の楽器、ドラムセット、ベースギター、ギター、バイオリン、リコーダー、キーボード3台、ピアノ1台、鍵盤ハーモニカ数台など(ただし、修理が必要なものも含む)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:音楽部門関係者約10名(男女、30代-50代)、音楽教師歴5-20年経験、ブラスバンドの経験あり等

活動対象者:1年生120名、2年生100名、3年生60名、4年生50名、6年生、10名

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(音楽))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)音楽 備考:教員への指導も求められるため

[経験]:(教員経験)2年以上 備考:教員への指導も求められるため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(15~33℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

派遣前訓練では英語を学習するが、活動は現地語も使用する。現地語はトンガ派遣後の現地語学訓練で約4週間学習する。