要請番号(JL13022B07)
募集終了

・2023/3 ・2023/4 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育訓練省
2)配属機関名(日本語)
トゥポウカレッジ
3)任地( トロア ) JICA事務所の所在地( ヌクアロファ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
トンガ最古となる1866年開校のフリーウェズリアン教会系の全寮制男子中等高等学校。生徒は土曜日夕方から金曜夕方までを学校内で過し、キリスト教教義を学業のみでなく礼拝や労働、課外活動を通して学んでいる。普通科にはForm1~7(11~17歳)、ビジネス学科にはForm4を終了した16~17歳の生徒が在籍している。2018年度よりインターナショナルスクールも開校した。生徒数は1,100名、教員は約150名、年間予算は約900万円。過去、普通科に日本語教師隊員が派遣されていたが、現在は普通科では日本語クラスは開講されていない。インターナショナルスクールへの日本語教師派遣は今回が初代となる。
【要請概要】
1)要請理由・背景
学校制度の違いから海外への留学には多くの困難を伴うため、留学を簡便にする目的で同校は2018年度からインターナショナルスクールを開講し、オーストラリアニューサウルウェルズ州のシラバスに基づいて教育を実施している。同クラスの生徒は前述シラバスに基づき、必須科目として第二外国語を履修しなければならない。第二外国語クラスとして日本語クラスを開講することとなったが、日本語教授経験がない教員が担当しなければならなく、また教授経験があるトンガ人日本語講師の確保が難しいことから隊員要請となった。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1.インターナショナルスクールの3学年に対し、週に各4コマ(1コマ当たり50分)、合計12コマの日本語授業を行う
2.日本文化クラブでの日本文化学習の支援
3.現地の日本語教師もメンバーとなっている日本語教師会の一員として教科書改訂、イベントの企画運営等に携わる
4.その他学校行事等に参加する
5.隊員が不在となった学校の日本語クラスを支援することもある
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
教室、プロジェクター、生徒用タブレット、日本語教材(JICA発行『Simple Conversation In Japanese』)、日英単語カード、日英版絵本等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:男性40代 生物・化学・宗教担当 経験20年 男性20代 数学・生物担当 経験5年
女性40代 トンガ語・歴史担当 経験10年
女性20代 英語担当 経験5年
女性20代 歴史・地理担当 経験5年
活動対象者:インターナショナルスクール生徒 1学年当たり25名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(日本語教育に関する資格)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同校教員が大卒のため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:カリキュラムに沿う指導が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(15~33℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
学校敷地内の教員住宅(学校が所有するゲストハウスの一室(個室)又は家族用住居に居住する予定)。授業は英語で実施するが、生活ではトンガ語を使用する場合も多い。