2023年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL13023A04)
募集終了

国名
トンガ
職種コード 職種
A101 コミュニティ開発
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3
ババウ支局外観 支局長と圃場 ババウ港 ババウ港 ババウ港

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

農業・食料・林業省

2)配属機関名(日本語)

ババウ支局

3)任地( ババウ島ネイアフ ) JICA事務所の所在地( ヌクアロファ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 2.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

受入省庁は、持続性のある食の提供と安全を守ることを目的に、「総務・企画」「農業普及・調査開発」「畜産」「検疫・管理」「森林」「食品」の6部門で構成される。年間運営予算は840万米ドル。NCDs(非感染性疾患)対策における第二次国家的戦略では、オーストラリアとWHOから資金援助が行われていた。2020年までJICA海外協力隊(コミュニティ開発)が活動していた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

成人の7割以上が肥満かつその多くが高血圧・高血糖による生活習慣病に罹患しているか予備軍と言われているトンガにおいて、生活習慣改善は必須課題である。農業省では、NCDs対策として住民の食生活の面から改善を図っているが、依然として炭水化物・脂質・加工食品を大量に摂取する傾向が続いており、実践的かつ効果的な啓発には引き続き時間を要する。さらに、離島ではNCDsに関する情報の遅れが見られる他、市場に出回る野菜にも限りがある。海外協力隊員は女性開発普及員とともに家庭菜園の普及、栄養・調理指導を通した食生活改善・支援に取り組んでいる。スタッフ、住民のNCDsに関する知識・意識を向上させ、離島住民の健康的な食生活を支援するため引き続き要請された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

家庭や地域行事の調理を担う女性を対象とした食生活の改善を図るために、配属先のスタッフと地域の女性グループを訪問して以下の活動を行う。
1.現地の人々の食事内容、調理方法、頻度などを生業・職業や町中/農村部などの違いを含めて調査・把握し、スタッフや女性グループと共有する。
2.栄養状態偏向の原因やその弊害についてスタッフや女性グループとワークショップなどを通じて検討・協議する。
3.栄養指導や調理指導を含めた料理教室を企画・開催する。
4.家庭菜園・野菜摂取向上を目的とした取り組みのための支援を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

血圧計、体重計。調理指導に必要な調理器具等は原則各グループが用意するが、一般的な台所設備は整っている。

4)配属先同僚及び活動対象者

支局長 1名(50代男性)
農業普及・女性開発普及課課長 1名(30代男性)
女性開発普及員 2名(40代女性)
他 農業普及員、日雇作業者
活動対象者:20~60代女

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[汎用経験]:

 ・食生活改善や栄養に関する知識や経験

 ・衛生啓発や健康管理の知識や経験

[参考情報]:

 ・ファシリテーターの知識や経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~33℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

派遣全訓練では英語を学習するが、活動は現地語(トンガ語)も使用する。現地語は、トンガ派遣後の現地語学訓練で約4週間学習する。