2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL13023B03)
募集終了

国名
トンガ
職種コード 職種
D235 自動車整備
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/3 ・2025/1
トンガ国立大(TISTキャンパス) 実習室 機材リスト 機材リスト 機材リスト

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育訓練省

2)配属機関名(日本語)

トンガ国立大学

3)任地( ヌクアロファ ) JICA事務所の所在地( ヌクアロファ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

トンガ国立大学は6校の高等専門教育機関が合併し2023年に開校した。現在5学部あり、その一つに科学技術学部がある。科学技術学部の前身である旧トンガ科学技術専門学校は1995年にドイツの援助により設立され、日本や豪州政府からの支援を受けてきた。これまで、自動車整備、電子機器などの職種でJICA海外協力隊の派遣実績があるが、大学となってからは今回が初の派遣となる。現在、科学技術学部科学技術学科には8プログラムコースが開講され、その一つに自動車整備プログラムコースがあり、トンガにおける公的職業訓練機関では中核的な存在である。同学部のコースは校内学習と現場実習によって構成され、計4年学ぶこととなっている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

トンガでは日本車に対する信頼が厚く、遠く離れているにもかかわらず、日本から輸入された日本車が数多く走っている。しかしながら自動車整備分野においては、再び走るようになればいいという対症療法的な修理の域を脱しておらず、国内唯一の公的職業コースがある配属先には維持管理の意識を踏まえた「整備」を学ぶ場としての期待も大きい。さらに、近年、電子制御された日本車が国内で多く流通しており、測定機器が導入され自動車の診断も可能となりつつある。他方で、電子制御車に対する新たな知識・技術指導の導入が必要とされていること、教える側のスタッフの知識と技術のアップデートもしてほしいということで本要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

・実習内容と質の向上に向けて、同僚教員へ技術指導を行う。
・実習計画への助言を行う。
・同僚教員とともに校外実習先を訪問し、モニタリングを行う。
・同僚教員へ機械・器具類の使用方法を教授するとともに、実習室整備を行う。
・実習場内の整理整頓、安全管理についての助言を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

4柱リスト、2柱リフト、タイヤチェンジャー、エンジンリフト、インパクトレンチ、バッテリー充電器、エアコンプレッサー、ベンチドリル、両頭グラインダー、ガレージジャッキ、実習車(TOYOTA Corolla)、ODB2テスター(Autel社 MaxilM IM608 Pro)等

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先:
科長50代男性、プログラムコーススタッフ、男女 20名
事務 女性6名
合計26名

活動対象者:
10代後半-20代(中・高卒) 男女

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(2級ガソリン・ジーゼル自動車整備士以上)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)10年以上 備考:経験がある専門職が指導対象となるため

[参考情報]:

 ・指導経験があるとなおよい

 ・キープログラミングの使い方がわかるとなおよい

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(15~33℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

派遣前訓練では英語を学習するが、活動は現地語も使用する。現地語はトンガ派遣後の現地語学訓練で約4週間学習する。
要請概要 3)隊員が利用する機材については、JICAホームページ「要請情報概要」に掲載してある写真を参照。