2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL13023B04)
募集終了

国名
トンガ
職種コード 職種
C151 農産物加工
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1
圃場 ワークショップ 農産物加工製品 農産物加工製品 農産物加工製品

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

農業・食料・林業省

2)配属機関名(日本語)

モルディ (農村開発革新の主流化) { 配属先 HP|https://www.morditonga.to/}
NGO

3)任地( ヌクアロファ ) JICA事務所の所在地( ヌクアロファ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

モルディ(MORDI)は、2007年に設立されたNGOである。農村地域の脆弱なコミュニティの持続可能な生活向上を目標として「農村の人々、特に女性と若者の持続可能でより良い生活に貢献する」という試みを続けている。この事業はトンガ政府からも資金提供を受け、対象は122コミュニティ、39,300人に達している。保有する圃場で野菜・果樹の種苗生産を行い、コミュニティに配布の際に栽培の技術指導も同時に行っている。さらに海外F1種に頼らない固定種の生産、配布活動も行っている。国際機関やトンガ政府から資金提供を受けており、年間予算は約1億8千万円 。2023年春募集で同配属先に野菜栽培隊員を要請中。

【要請概要】

1)要請理由・背景

FAO(国連食糧農業機関)によればトンガは世界一、肥満率の高い国であり、食生活の急激な西洋化により、深刻な健康問題を抱えている。輸入食料の購入など現金支出の必要性が高まる中、基幹産業である農業では十分な所得が得られず、労働力は海外出稼ぎへと流出し、更なる国内農業の停滞を招いている。輸入食料依存体制が深まる一方で、伝統的食料資源の利用率の低下も著しい。現代的な農産物加工食品を創出することによって、輸入食料依存による成人病の減少や生活改善、また新たな収入源の確保、地域住民の生計向上を図る目的で、本要請が挙げられた。2023年2月まで草の根技術協力「ブレッドフルーツの有効活用と新規加工品開発による住民の生計向上と健康改善」が実施された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の同僚と共に以下の活動を行う。
1.農産物加工に関するトレーニングプログラムと農産物加工に係る機材の開発を行う。
2.多様な種類の農産物加工技術を配属先スタッフやコミュニティに対し指導・助言を行う。
3.NGOや政府機関、農業関連民間セクター(Nishi Trading Co.Ltd.)などと連携し、農産物加工システム構築の補助をする。
4..コミュニティや小規模農家、女性グループなどの収入・生活向上のための施策を、同僚と共に協議、実施する。
5.農産物加工のシステムやバリューチェーン(調理法やレシピ開発、保存法、パッケージやマーケティング等)にかかる指導・助言を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

圃場、温室、種子保管の保冷庫、種子生産の乾燥機、調理施設、農具一式、デスクトップPC
※詳細はJICAホームページ「要請情報概要」に掲載してある写真を参照

4)配属先同僚及び活動対象者

代表(男性、40代)
同僚となる指導者(男性、40代、経験10年以上)
農業普及員10名
活動対象者:122地域の農民・地域住民

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(高等専門学校卒)農学系 備考:専門的な知識が必要

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験則に沿った指導が必要

[参考情報]:

 ・農産物・食品加工に従事していた経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(15~33℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

派遣前訓練は英語を学習するが、活動はトンガ語も使用する為、現地語学訓練で約4週間学習する。英語については、赴任時にBレベル以上に達していることが望ましい。