2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL13025B01)
募集終了

国名
トンガ
職種コード 職種
H115 医療機器
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/1 ・2026/3 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

国立バイオラ病院

3)任地( ヌクアロファ ) JICA事務所の所在地( ヌクアロファ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

1971年に設立された国立総合病院であり、トンガ唯一の基幹病院。内科、外科、救急外来、ICU、産婦人科、小児科、歯科、眼科、精神科、放射線科等を設置。ベッド数は約300床。保健省予算は33億円。外来患者は呼吸器系疾患、感染症疾患が主であり、入院患者は、交通事故などの外傷、糖尿病などの成人病疾患、新生児疾患のケースが多い。当病院の施設・車両管理課にはバイオメディカルエンジニア及びメンテナンススタッフが配置されており、医療機器・機材、病院施設、車両の管理・点検・メンテナンス等を行っている。なお、これまでにJICA海外協力隊(医療機器)4名が派遣された。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国のバイオメディカルエンジニアは、フィジーでバイオメディカルコースを修了した人材や国内職業訓練校にて電子・電気について学んだ人材が担っており、国内に数えるほどしかいない。配属先はトンガの中核病院であることから、数少ないメディカルエンジニアは当病院に所属して国内の医療機器・機材の修理などを担っている。配属先では、既存の医療機器や他国から供与される多様な機器・機材を適切に維持管理するために、メディカルエンジニアに対し新たな知識や技術を習得する機会を与えたいものの、国内には適切な助言・指導できる人材がいない。このような背景から、メディカルエンジニアの能力向上を図るべく、専門知識と経験を有するJICA海外協力隊が要請された。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

同僚と協働しながら、以下を行う。
1.バイオメディカルエンジニアの知識・技術向上をサポートする。
2.予防保全を目的とした作業計画を立て、機器・機材などの日常点検、定期点検、保守管理、修理などを行う。
3.常時必要な医療サービスが提供できるよう、保健省傘下の病院(離島を含む)の医療機器、空調設備、配管などの維持管理メンテナンスのサポートを行う。
※3.については、隊員の経験に基づき、できる範囲でのサポートが求められている。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

CTスキャン、エコー、マンモグラフィ、X線、患者監視装置、酸素濃縮器、オートクレーブ、内視鏡スコープ、CR(コンピューターX線撮影)、輸液ポンプ、麻酔器など

4)配属先同僚及び活動対象者

・バイオメディカルエンジニア(男性3名、女性2名)
フィジーにてバイオメディカルコース修了2名(30‐40代、経験5年前後)、国内電子・電気コース修了3名(20-30代、経験2年)
・メンテナンススタッフ20名
【活動対象者】バイオメディカルエンジニア、メンテナンススタッフ

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(臨床工学技士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)電気・電子 備考:指導する立場であるため

[経験]:(実務経験)10年以上 備考:幅広い知識と技術が必要なため

[参考情報]:

 ・医療機器メーカー等での実務経験でも良い

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(15~33℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

活動内容や活動対象者によってトンガ語を使うことが想定されることから、現地語学訓練でトンガ語を学習する。なお、他医療隊員などと情報交換して連携することが期待される。