要請番号(JL13025B02)
			
		募集終了
		
	
| ・2026/1 ・2026/3 ・2027/1 | 
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
国立バイオラ病院
3)任地( ヌクアロファ ) JICA事務所の所在地( ヌクアロファ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1971年設立の国立総合病院であり、トンガ唯一の基幹病院。内科、外科、救急外来、産婦人科、小児科、歯科、精神科、放射線科等を設置。ベッド約300床、保健省予算は33億円。外来患者は呼吸器系疾患、感染症疾患、入院患者は交通事故などの外傷、生活習慣病疾患、新生児疾患のケースが多い。当病院の歯科は、トンガにおける歯科領域の中核病院であり、多い日には100名以上の歯科治療を行うほか、学校やコミュニティを巡回して歯科検診及び虫歯予防啓発活動などを実施している。当国には、歯科医師15名、歯科セラピスト(歯科医師予備生)9名、歯科助手15名がおり、内7割が当病院に所属。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国では国民の虫歯予防に対する知識は低く、歯磨き習慣が定着していないことから歯や喪失歯が多い。そのため配属先では、JICA草の根技術協力事業のもと、学校やコミュニティを巡回し、歯科検診、虫歯予防啓発に取り組むようになった。事業終了後、予防啓発や口腔衛生指導の重要性が認識されつつある一方で、当国には歯科衛生士はおらず、2026年度より歯科衛生士の養成が始まる見込みであるが、現在は日本を含む海外で学んだ歯科医師や歯科セラピストが歯科衛生士の役割を担っている。このような背景から、歯科医師やセラピスト、歯科助手に対し、日本の口腔衛生指導法や虫歯予防啓発活動のアイデアを共有でき、歯科衛生教育について助言できるJICA海外協力隊の要請が出された。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1. コミュニティに対する歯科検診をサポートする。
2. 初等・中等教育における歯科衛生教育に協力し、改善点があれば助言する
3. 同僚と共にデータ収集や分析をサポートし、DMFT指数などトンガ人の口腔衛生状態を把握し報告する。
4. 必要に応じて歯科衛生教育のための資料・教材などを改訂し、勉強会を実施することで医療従事者の知識向上を図る。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
移動式歯科検診台・椅子、歯科衛生教育の資料・教材
4)配属先同僚及び活動対象者
・歯科医師10名(日本で研修を受けた歯科医師1名を含む)
・セラピスト7名
・歯科助手10名
【活動対象者】歯科関係者、地域住民、公立小中学校の児童・生徒
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(歯科衛生士)
    (保健師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(高等専門学校卒) 備考:業務遂行上必要
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づく助言が必要
[汎用経験]:
・衛生啓発や健康管理の知識や経験
[参考情報]:
・地域住民に対する活動経験があると尚良し
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(15~33℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
派遣前訓練では英語を学習するが、活動では頻繁に現地語を使うため、現地語はトンガ派遣後の現地語学訓練で学習する。なお、他医療隊員や学校隊員、コミュニティ開発隊員などと情報交換して連携することが期待される。
