要請番号(JL13025B03)
			
		募集終了
		
	
| ・2026/1 ・2026/3 ・2027/1 | 
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
国立バイオラ病院
3)任地( ヌクアロファ ) JICA事務所の所在地( ヌクアロファ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1971年に設立された国立総合病院であり、トンガ唯一の基幹病院。内科、外科、救急外来、ICU、産婦人科、小児科、リハビリテーション科等を設置。ベッド数約300床。保健省予算33億円。外来患者は呼吸器系疾患、感染症疾患が主であり、入院患者は交通事故などの外傷、糖尿病などの成人病疾患、新生児疾患のケースが多い。リハビリテーション科には、2名の医師と4名の理学療法士、1名の義肢装具士(2023年オーストラリアで修了)が配置されており、主に理学療法が行われている。また、当院のリハビリテーション科がトンガ国内のすべての義肢装具を製作・修理しており、軽微な調整を含めると年間100件以上に対応している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
近年トンガでは、糖尿病患者の増加に伴い四肢の一部を失うケースが増加しており、義肢・装具の製作に対するニーズが高まっている。しかしながら、当国には義肢装具士を養成する機関はないため、オーストラリアで学んだ義肢装具士1名が国内唯一の義肢装具士として、2024年に当院に配置された(更に1名が海外で修学中)。現在、経験の浅い義肢装具士が義肢・装具の製作・調整のすべてを担っており、例えば大腿義足の調整技術が難しいと感じていても指導・助言できる人材がおらず試行錯誤している。このような背景から、経験の浅い義肢装具士の知識と技術の向上を図るために、JICA海外協力隊の要請が出された。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1.義肢装具士に対して実務を通じて技術指導を行う。
2.義肢装具士と共に義足・装具を製作する。
3.機材の故障を防ぐために、機材のメンテナンス管理を行う。
可能な範囲で、車椅子の修理や調整をサポートする。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
義肢装具製作機材一式、
材料はシリコンライナーがオーストラリアより寄贈されている
4)配属先同僚及び活動対象者
・義肢装具士(20代女性、海外研修修了、実務経験1年半)
・理学療法士4名(30代ー40代男女、実務経験10‐15年)
【活動対象者】義肢装具士1名、義足・装具が必要な患者
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(義肢装具士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:業務遂行上必要
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:経験に基づく協力が必要
    (指導経験)2年以上 備考:指導する立場のため	
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(15~33℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
派遣前訓練では英語を学習するが、生活や活動内容、活動対象者によって現地語を使うことも想定されるため、現地語はトンガ派遣後の現地語学訓練で学習する。なお、他医療隊員などと情報交換して連携することが期待される。
