2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL13025B09)
募集終了

国名
トンガ
職種コード 職種
A101 コミュニティ開発
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
4代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/3 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

農業・食糧・林業省

2)配属機関名(日本語)

農業・食糧・林業省エウア支局

3)任地( エウア島 ) JICA事務所の所在地( ヌクアロファ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 1.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

農業・食料・林業省は、持続可能な食の提供と安全の確保を目的として、「総務・企画」「女性開発・農業普及」「畜産」「検疫・管理」「森林」「食糧」「調査」などの部門で構成されている。配属先は、野菜を取り入れたバランスのよい健康的な食事への転換を図るべく、地域の女性を対象に家庭菜園の普及や栄養・調理指導を行っている。配属先には、これまで家政・生活改善やコミュニティ開発の職種でJICA海外協力隊が派遣された実績があり、2025年現在はコミュニティ開発職種の隊員が活動している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

成人の7割以上が肥満で、多くが高血圧や高血糖などのNCDsに罹患または予備軍とされるトンガでは、生活習慣の改善が喫緊の課題である。受入省庁は食生活改善に取り組むが、炭水化物や脂質、加工食品の過剰摂取が続き、効果的な啓発にはまだ時間が必要とされる。エウア島では情報普及の遅れや野菜の不足、NCDs予備軍の低年齢化も課題である。これまでの隊員は女性部の女性開発普及員と連携し、家庭菜園普及や栄養指導に取り組んだ。引き続き、健康的な食生活の普及、エクササイズや裁縫を含めた女性の能力向上には継続した隊員からの支援が必要と考え、本要請が出された。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

配属先のスタッフと地域の女性グループを訪問して以下の活動を行う。
1.現地の人々の食事内容、調理方法、頻度などを生業・職業や町中/農村部などの違いを含めて調査・把握し、スタッフや女性グループと共有する。
2.栄養状態偏向の原因やその弊害についてスタッフや女性グループとワークショップなどを通じて検討・協議する。
3.栄養指導や調理指導を含めた料理教室や運動指導の企画・開催する。
4.家庭菜園・野菜摂取向上を目的とした取り組みのための支援を行う。
5.可能であれば裁縫指導

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

ワークショップ時に必要な調理器具は女性グループが用意する。

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先長 1名(50代男性)
女性開発普及員 2名(30代女性)

活動対象者:島内の女性 10-70代

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(女性) 備考:活動対象者の多くが女性であるため

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[汎用経験]:

 ・食生活改善や栄養に関する知識や経験

 ・衛生啓発や健康管理の知識や経験

[参考情報]:

 ・ファシリテーターの知識や経験なるべく

 ・裁縫の知識があると尚よし

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(13~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

派遣前訓練では英語を学習するが、活動内容や活動対象者によっては現地語(トンガ語)も使用する。現地語は、トンガ派遣後の現地語学訓練で約4週間学習する。離島は本島に比べて現地語の使用頻度が高いことが想定される。