要請番号(JL13025B10)

6代目
・2026/1 ・2026/3 ・2027/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
エウア島ニウエイキ病院
3)任地( エウア島 ) JICA事務所の所在地( ヌクアロファ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
任地のエウア島は首都のあるトンガタプ島の南東に位置する人口5千人の島である。ニウエイキ病院はエウア島唯一の病院で、一般外来、歯科、薬局、NCDs(非感染性疾患)クリニックを設置。病院の外来患者は50名/日。ベッド数16床。透析不可。配属先となるNCDsクリニックは業務として、糖尿病を中心とする生活習慣病外来・処置、訪問看護、地域住民の健康増進啓発などを実施している。週2日開院、外来20名/日。2011年に日本の無償資金協力事業によりNCDsクリニック病棟が建設され、オーストラリア政府より医療設備が導入された。また、2024‐2次隊(2026年11月派遣終了)看護師が活動中である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
トンガは、不規則な生活時間・食生活、車社会の急速な発展等を起因として、高血圧・糖尿病をはじめとするNCDsの罹患率及び肥満者の割合が世界で最も高い国の一つである。保健省全体では国家戦略のもと、患者の早期発見、処置、継続的な管理、NCDs予防を含む医療サービスの充実の改善に努めているものの、離島では情報の遅れ、医療サービスへのアクセスの不便性なども重なって、特に糖尿病においては一次予防と初期治療の遅れから重篤化するケースも少なくない。このような背景から、NCDs患者や地域への訪問による教育介入等でNCDsを改善・予防することを目的として、JICA海外協力隊の継続的な派遣が期待されている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
同僚と共に、以下の活動を行う。
1. NCDsクリニック外来患者や訪問看護対象患者に対する看護ケア(バイタルサイン測定、血糖測定、予防接種、ドレッシングなど)
2. 糖尿病合併症(足の壊疽・感染症など)のある患者に対するフットケア
3. 治療中断患者の再来院支援
4. NCDs予防・対策としてのスクリーニングや運動・食生活改善の啓発活動(クリニック内、学校、コミュニティ訪問等)
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
体重計、血圧計、血糖測定器など
4)配属先同僚及び活動対象者
医師2名、NSDs看護師1名(30代、実務経験7年)
【活動対象者】主にNCDs罹患患者、地域住民
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(看護師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づく協力が必要
[参考情報]:
・内科や糖尿病患者等NCDs実務経験必ず
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(13~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
派遣前訓練では英語を学習するが、活動においては現地語(トンガ語)を頻繁に使用するため。現地語はトンガ派遣後の現地語学訓練で学習する。