【配属機関概要】

3）任地（ シェファ州エファテ島ポートビラ市 ） JICA事務所の所在地（ ポートビラ市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 徒歩 で 約 0.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

バヌアツ柔道連盟は、運営者2名、スタッフ7名(黒帯保持者)で構成されており、バヌアツスポーツ協会及びオリンピック委員会の承認を受けている。 また、1991年には、国際柔道連盟(IJF)に加盟した。 ポートビラ近郊に専用道場があり、道場2面を有し、現在70名の子どもたちと、20名の大人がトレーニングを行っている。 これまでに、120名の子ども、および50名の大人が柔道家として育っており、2020年東京オリンピック競技大会にも男性1名が出場した。バヌアツにおいて、学校やコミュニティでスポーツとしての柔道振興をはかる一方、柔道競技者としての精鋭やコーチの育成も行っている。年間予算:約300万円。

【要請概要】

1）要請理由・背景

本連盟は、近年大きな成長を遂げており、子どもから大人まで、また初心者から競技者までと幅広い層が所属している為、それぞれのクラスの指導が必要な状況にある。よって所属コーチは、指導の時間を増やす必要があると考えている。 また、柔道のコーチングだけではなく、柔道競技会の開催も行っており、その運営に対する助言も必要な状況にある。 将来は、規模を現在の2倍に高め、柔道が地域社会にとって健康増進の一助になるよう成長させたいという希望も有している。 このような状況の中、コーチの人員増が迫られており、バヌアツにおける柔道を更に発展させるため、今回の要請となった。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

バヌアツ柔道連盟と協議しながら下記の活動を行う。
1. 子どもクラスのコーチングを行う。(年齢に合わせたクラス、体力作りトレーニング、基本技術、及び競技力の向上)
2. 大人クラスのコーチングを行う。(技量、競技レベルに合わせた、体力作りトレーニング、投技、固技の習得、及び競技力の向上)
3. コーチ育成のための指導を実施する。(高校・大学の部活動の中で、競技者として体得した指導方法の伝授)
4. 競技会運営に対するアドバイスをする。(自己の競技会参加時の経験を伝授)

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

柔道場、試合場 畳2面、 柔道衣、等

4）配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
・コーチ、男性、30歳代、柔道二段
・コーチ、男性、20歳代、柔道二段
・道場管理人、30歳代、女性
活動対象者:
練習生、競技者、コーチ

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】

バヌアツ柔道連盟ホームページ https://www.judo-vanuatu.com/