要請番号(JL13623A02)
募集終了
2代目
・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
法務・社会事業省
2)配属機関名(日本語)
バヌアツ障害者支援協会(VSPD)
NGO
3)任地( シェファ州エファテ島ポートビラ市 ) JICA事務所の所在地( ポートビラ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、1986年より30年以上にわたり障害者支援を継続してきたNGOであり、首都ポートビラに事務所とセンターがある。主な事業は「早期介入(EI)プログラム」と「地域リハビリテーション(CBR)プログラム」である。国際機関や国際NGO、民間企業等の支援を受けながら運営を行っており、EIプログラムは主にUNICEFの支援で成り立っている。またオーストラリアなどから理学/作業療法士や初等教育を専門とするボランティアも定期的に入っている。協力隊は2019年4月より初代隊員がEIクラスのスタッフとして、2020年3月まで活動していた。支援の状況にもよるが、年間予算は約1,000~2,000万円。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先では、知的・身体的軽度および重度の重複障害の乳幼児(0~6歳児)を対象に、長期的な視野で、子どもの発達に即したEIプログラムを提供している。バヌアツでは特別支援教育を専門に学ぶ機関がなく、教員やスタッフは教育省が実施する研修等で一時的に知識を得ることしかできない。その為、同僚スタッフも障害児に関する専門知識は少ないが、長年現場で社会支援活動を続けてきており、様々なアイデアを持っている。こうした同僚に対し、実践を通して特別支援教育の知識や技術を支援することが望まれている。また、バヌアツではインクルーシブ教育政策が策定される予定であり、教育事業局に配属される隊員とともに情報交換をしながら活動することも期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚とともに障害のある乳幼児に家庭以外での社会との関わりを提供するため、以下の活動を行う。コミュニティや家庭訪問の可能性もある。
1. 少人数の早期介入プログラムの実施、および運営に協力する。
2. 子どもを対象としたクラスでの、歌、遊び、図画工作、軽い運動プログラムなどを提案し実施する。
3. クラスで行うプログラムに関し、同僚や家族に助言するとともに、発達に合わせたアプローチを提言する。
4. 家庭教育用の教材(ワークブック)をモニタリングしながら改善し、実践を通して、同僚スタッフに特別支援教育の知識とスキルを共有する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
遊具、絵本、各種文房具、コピー機、プリンター、会議室
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・協会代表、男性、50歳代
・教育スタッフ(EI)4名、男女、20~40歳代
・他現地スタッフ14名、男女、20~40歳代
活動対象者:
・障害のある乳幼児および保護者、同僚
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(特別支援学校教諭)
[性別]:(女性) 備考:配属先の要望
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[汎用経験]:
・障害者を対象とした活動経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(18~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
現地で必要とされるビスラマ語については、現地訓練期間中に学習する。