要請番号(JL13624A18)
募集終了
7代目
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育訓練省
2)配属機関名(日本語)
サントイースト小学校
3)任地( サンマ州エスピリトゥサント島ルーガンビル市 ) JICA事務所の所在地( ポートビラ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
バヌアツ第二の都市であるルーガンビル市にある幼稚園併設の1年生から13年生までの生徒が通う大規模な公立小中学校である。全校生徒は約2,000名。年間予算は約3,000万円。小学校にあたる1年生から6年生約800名の児童に対し、教員28名(1学年約4クラス、約35名/クラス)が午前中に語学と算数の授業、午後に体育、社会、音楽などの科目の授業を行っている。これまで6名の隊員受入実績があり、5代目からは教員の算数の指導力向上を目指し算数に特化した支援がはじまった。コロナ前まではサンマ州四則計算統一テストでトップクラスの成績を維持。配属先には、2018年まで隊員が配置されていた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
算数は主要教科として位置づけられているが、低学年でのつまずきがみられ、高学年以降の内容に関する理解が進まないことが問題となっている。1年生から3年生までは現地語で科目を学ぶが、4年生以降は英語となることも理解が進まない原因と見られている。加えて、算数の各単元を、自信を持って指導できる教員が少ないのが現状である。児童が楽しく算数を学ぶことができる授業づくりには、教材研究や研究授業など、教員が「学ぶ」機会があることが重要である。校内研修会の運営・企画への支援要員として隊員が要請された。また、サンマ州教育事務所からも小学校隊員が要請されており、州全体の学校教員の算数指導力向上に協力することも期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
隊員は学校が目標とする生徒全員の算数理解力向上を目指し、以下の活動を行う。
1.同僚教員とともに算数の授業を担当し、児童の学力向上を目指す。
2.同僚教員に対して、児童が理解しやすい授業方法、指導方法などを紹介する。
3.教員の算数に関する知識を向上させる為、校内研修会などを企画する。
4.州教育事務所などと協力し、算数教師会における研修会を企画、実施する。
5.音楽や体育の授業にサポートや助言を求められた際に、可能な範囲で音楽や体育の授業についても協力する。
6.総合学習時間などを活用し、折り紙や書道などの日本文化の紹介や手洗いなどの衛生教育を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
オフィススペース、プリンター、プロジェクター、コピー機、会議室、教科書、楽器(キーボード、鍵盤ハーモニカ、リコーダーなど)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚
校長:30代男性
活動対象者
同僚教員28名、他学校教員(研修会実施時)
児童1-6年生
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(教員経験)3年以上 備考:教員への助言が必要なため
[参考情報]:
・教師研修会運営の経験あると尚良い
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(18~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
現地で必要とされるビスラマ語については、現地訓練期間中に学習する。
任地は離島であり、より徹底した自己管理が求められる。