要請番号(JL13624A19)
募集終了
3代目
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育訓練省
2)配属機関名(日本語)
カメワ小学校
3)任地( サンマ州サント島ルーガンビル市 ) JICA事務所の所在地( ポートビラ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、バヌアツ第二の都市ルーガンビル市に位置し、幼稚部~8年生までが通う全校生徒1,200名の学校で、2016年より隊員が派遣され始め、2020年3月まで2代目隊員が活動していた。バヌアツは教育使用言語により英語系、フランス語系で学校が分かれているのがほとんどであるが、カメワ学校は英語・フランス語併設(ただしクラスは言語で異なる)の大規模小・中学校である。幼稚園部2学年、小学校1~6年生、中学校7~8年生までで各学年英語でのクラスとフランス語でのクラスがあり、教員数46名、スタッフが4名がいる。生徒数が多く日本大使館の草の根・人間の安全保障資金協力により教室が拡充されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
バヌアツでは教員に対する研修の機会が少なく、算数の各単元を理解し、自信を持って指導できる教員は多くない。その為、小学校教員の算数の指導力向上を目指した隊員派遣を2003年から実施している(カメワ小学校は2016年~)。カメワ小学校は、生徒全員の四則計算の理解力向上を目標に掲げており、1~4年生の「数と計算」に集中的に取り組み成果が現れ始めていたが、新型コロナウィルスの世界的な感染拡大により、2020年3月末から隊員の派遣が中断してしまった。全児童の「算数」の学力向上を目指していく為に、引き続き隊員の支援が必要となった。またサンマ州教育事務所にも小学校隊員が派遣される予定であり、州全体の学校教員の算数指導力向上に協力することも期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
隊員は学校が目標とする生徒全員の算数理解力向上を目指し、以下の活動を行う。
1. 同僚教員とともに算数の授業を担当し、児童の学力向上を目指す。
2. 児童が理解しやすい授業方法、指導方法などを紹介する。
3. 教員の算数に関する知識を向上させる為、校内研修会などを企画・実施する。
4. 他の小学校教育隊員と協力し、州教育事務所主導の「算数教師会」の運営や実施を支援する。
5. 可能であれば、同僚教員に対し、PC操作などを支援する。
6. 総合学習の時間などを活用し、折り紙や書道などの日本文化を紹介したり、手洗いなどの衛生教育を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
PC、プリンター、プロジェクター、コピー機、会議室など
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
学校長:男性、50代
活動対象者:
生徒1~6年生
同校教員、州内他学校教員(研修会実施時)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(教員経験)2年以上 備考:教員への助言が必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(18~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
現地で必要とされるビスラマ語については、現地訓練期間中に学習する。
配属先提供の敷地内にある住居に居住する。学校内に職員室等ない為、オフィススペースも兼ねる。
任地は離島であり、より徹底した自己管理が求められる。