要請番号(JL13625A10)
募集終了



4代目
・2025/3 ・2026/1 ・2026/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
内務省
2)配属機関名(日本語)
ルーガンビル市役所環境保健・廃棄物管理課
3)任地( サンマ州サント島ルーガンビル市 ) JICA事務所の所在地( ポートビラ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
バヌアツ第二の都市ルーガンビル市は、JICA広域技術協力プロジェクト「大洋州地域廃棄物管理改善支援プロジェクト 」(フェーズ1:2011年2月~2015年12月、フェーズ2:2017年2月~2022年9月、フェーズ3:2023年6月~2028年6月)の対象地域の一つで、同プロジェクトにより、既存処分場の改善と共に、2013年8月にはごみ収集サービスが開始された。同市環境保健・廃棄物管理課には、2014年に初代のJICA海外協力隊が派遣されて以降、3代にわたり有機ごみのコンポスト化、最終処分場の改善、地域・学校での啓発活動等を継続的に取り組み、一定の評価を得ている。年間予算:約1億6千万円。
【要請概要】
1)要請理由・背景
バヌアツでは、太平洋島嶼国における廃棄物管理分野の協力を行っており、2011年からは域内11か国を網羅する広域技術協力プロジェクトJ-PRISMを開始している。南太平洋環境計画(SPREP)とも連携し、域内専門家のグッドプラクティスを相互に学ぶ機会を提供してきた。事業対象地の一つであるルーガンビル市は、ごみの減量化、既存処分場の改善、廃棄物管理能力の向上を目的にJICA海外協力隊を派遣してきた。本要請では、プロジェクトがコンセプトとして提唱する「3R+リターン」の啓発活動を促進し、プラスチックの輸入規制と共にごみの減量・再利用・リサイクルの考え方を広く市民に周知・行動を促することで、循環型社会の形成に向けた施策の実効性向上が期待されている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
配属先同僚及び関係機関と協力しながら、以下の活動を行う。
1.ルーガンビル市内17ヶ所の学校及びコミュニティを対象に循環型社会に向けた環境教育を企画・実施する。
2.学校及びコミュニティを対象とするコンポスト化等のごみ減量及びリサイクル活動等を実施する。
3.環境教育啓発ツールの作成をする。
4.同市廃棄物管理に係るデータ収集及び報告書の作成を行う。
※執務室以外にも、学校及びコミュニティ等の屋外での業務を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務室、PC、インターネット、コンポスト化のための粉砕機等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚
・環境衛生・廃棄物管理課長1名(40代、男性、大卒)業務経験10年
活動対象者
・配属先同僚等
・児童・生徒、地域住民など
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚とのバランスを取るため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:事務能力が求められるため
[汎用経験]:
・環境関連活動の経験や知識
・ゴミ・コンポスト等の啓発活動経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(24~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
現地で必要とされるビスラマ語については、現地訓練期間中に学習する。