2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL13625B04)

国名
バヌアツ
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
7代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育訓練省

2)配属機関名(日本語)

サントイースト小学校

3)任地( サンマ州サント島ルーガンビル市 ) JICA事務所の所在地( ポートビラ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

バヌアツ第二の都市であるルーガンビル市の1年生から13年生までの生徒が通う大規模な公立小中高等学校である。全校生徒は約2,200名。全教員数は78名。小学校にあたる1年生から6年生約800名の児童に対し、教員28名(1学年約4クラス、約35名/クラス)が午前中に語学と算数の授業、午後に体育、社会、音楽などの科目の授業を行っている。これまで6名の隊員受入実績があり、5代目からは教員の算数の指導力向上を目指し算数に特化した支援を実施。2025年に中国からの支援でICTラボが開設され、米国平和部隊(Peace Corp)から幼児教育のボランティアが派遣されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

バヌアツでは算数は主要教科として位置づけられているが、数の理解が鍵となる低学年でつまずきがみられ、高学年以降に理解が進まないことが課題となっている。1年生から3年生までは現地語で科目を学ぶが、4年生以降は英語となることも理解が進まない原因と見られ、さらには算数の各単元を自信を持って指導できる教員が少ないことも課題である。児童・生徒が楽しく算数を学ぶことができる授業づくりには、教材研究や研究授業などで、教員が「学ぶ」機会があることが重要であると考え、生徒への直接的な指導に加えて校内研修会の運営・企画への支援を期待して要請された。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

学校が目標とする算数理解力向上を目指し、以下の活動を行う。
1.同僚教員とともに算数の授業を担当し、児童の学力向上を目指す。
2.同僚教員に対して、児童が理解しやすい授業方法、指導方法などを紹介する校内研修を企画し、実施する。
3.州教育事務所などと協力し、算数教師会における研修会を企画、実施する。
4.可能な範囲で体育・音楽・美術など隊員の得意得意分野から課外授業等を支援し、余裕があれば折り紙や習字などの日本文化を紹介する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

オフィススペース、プリンター、プロジェクター、コピー機、会議室、教科書、楽器(キーボード、鍵盤ハーモニカ、リコーダーなど)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚
校長:40代女性
活動対象者
同僚小学校教員約28名、他学校教員(研修会実施時)
児童1-6年生

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(教員経験)3年以上 備考:教員への助言が必要なため

[参考情報]:

 ・教師研修の経験があると良い

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(18~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

現地で必要とされるビスラマ語については、現地訓練期間中に学習する。