2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL13923B07)
募集終了

国名
サモア
職種コード 職種
H104 歯科技工士
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

国立病院歯科部

3)任地( ウポル島アピア ) JICA事務所の所在地( ウポル島アピア )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、国立病院内にある歯科部門であり、サモア最大規模の歯科である。1日平均の外来患者数(月ー金)は約100人。治療内容は、麻酔、抜歯、CR充填、スケーリング、歯科技工物の提供等を行っている。歯科技工物は、レジン床の義歯が約8割で、その他はインレーである。予算は年間5,000万円程度で、職員数約40名の規模。また、配属先スタッフは学校を巡回し、子供たちへの歯科治療も定期的に実施している。配属先には、歯科技工士、歯科医師、歯科衛生士等、合計10名以上の隊員派遣実績があり、協力隊事業への理解が深い。2023年11月まで、同配属先には歯科衛生士隊員1名が活動している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先では、2名の歯科技工士が義歯、インレーの製作にあたっている。実務経験は約10年であるが、サモアには歯科技工を学べる教育機関もなく、また資格制度も無いため、その技術水準は高くない。2003年から2012年まで、4代に渡り、歯科技工士隊員が派遣されていたが、当時の同僚は定年退職している。現役の歯科技工士は隊員からの指導は受けていない。質の高い歯科技工物の製作技術を求め、隊員が要請された。また、質の高い歯科技工物の製作に必要とされる歯科医療器械、歯科技工に関する情報が不足している。新たな歯科器械の導入への意欲があるため、歯科技工物の品質向上に必要な新たな歯科材料や歯科器械の選定の支援も期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 患者に適した質の高い義歯、インレー製作に協力する。
2. 歯科技工物の品質を向上するために必要な歯科材料や歯科器械に関する情報を提供する。
3. 日常業務を通して、同僚への技術指導と助言を行う。
4. 現在は製作されていないブリッジやクラウンの製作支援も期待されている。
以上が具体的な活動として要請されているが、活動詳細は派遣時の配属先の要望に沿って柔軟に計画する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

義歯・インレー製作に必要な最低限の機材は揃っている

4)配属先同僚及び活動対象者

歯科部長(女性 40歳代)
歯科技工士2名 (男性、40-50歳代)
歯科医師約10名
歯科衛生士、セラピスト、アシスタント計約20名

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(歯科技工士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:活動に必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

生活使用言語であるサモア語については、現地訓練期間中に学習します。
同配属先には他に歯科衛生士隊員も募集している。