【配属機関概要】

3）任地（ ウポル島アピア ） JICA事務所の所在地（ ウポル島アピア ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ ﾊﾞｽ+徒歩 で 約 0.5 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

配属先は、国立病院内にある歯科部門である。多い日には100名以上の外来患者の歯科治療を行うほか、学校を巡回して虫歯治療を行っている。配属先には、歯科医師、セラピスト(歯科衛生士)、歯科技工士、歯科助手が計20名が勤務している。歯科技工士は歯科技工物の製作を行っており、製作される歯科技工物の約8割がレジン床の義歯で、その他はインレーである。2012年まで4代の歯科技工士隊員が派遣され、義歯やインレーの製作支援に取り組んだ。また、2023年まで派遣されていた歯科衛生士隊員を含め、これまで15名の隊員を派遣した実績がある。

【要請概要】

1）要請理由・背景

サモアには歯科医療人材の養成機関がなく、慢性的な医療人手不足が課題である。かつては隊員のカウンターパートとして、技術を学んだ現地の歯科技工士がいたが、現在は基礎的な知識を持つ歯科技工士しかおらず、知識や技術の向上が必要である。このため、義歯やインレーの製作に関する知識や経験を持つ隊員が要請されている。

2）予定されている活動内容（以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます）

1. 患者一人ひとりに適した義歯やインレーを製作する。
2. 日常業務を通じて、同僚に対する技術的な指導や助言を行う。
3. 可能な範囲で、現地に求められている歯科材料や歯科器具に関する情報を提供する。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

義歯やインレー製作に必要な最低限の機材は揃っている

4）配属先同僚及び活動対象者

歯科部長(女性 40歳代)
歯科技工士 2名 (男性、40-50歳代)
歯科医師 5名
セラピスト(歯科衛生士) 15名
歯科助手 5名

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】

配属先位置情報