2021年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL16621A03)
募集終了

国名
パラオ
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2022/1 ・2022/2 ・2022/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

カリキュラム指導局

3)任地( コロール州 ) JICA事務所の所在地( コロール )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

教育省カリキュラム・指導局は、パラオ国内の公立小学校(1~8年生/7・8年生は日本の中1・2年生に相当)17校及び公立高校1校を所管。全教科のカリキュラム改訂、全国共通テストの実施、指導法改善を目的とした各種研修会の実施、学校巡回による教員指導等の業務を担っている。
また、英語、パラオ語、算数、理科、社会、テクノロジー、体育の教科専門担当を置き、各校教諭への巡回指導や各種研修会による指導力の向上に努めている。算数・数学教育分野では、協力隊による支援が長期にわたって実施されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

パラオでは、2003年に体育科教育カリキュラムが完成し、現在までにほぼ全ての小学校に体育科専任教師が配置され、各校では最低週1時間(45分)の授業が行われている。しかし、体育科教諭は系統的な授業運営や指導法を学習しておらず、単発的な授業内容になっている実情がある。教育省は体育科教諭の指導力向上を目的に、定期的に研修会を開催し体育科教諭の育成を図っている。また、政府は2018年を「Year of Good Health」とするなど、肥満対策等健康な体作りのためには幼少期からの運動習慣確立の必要性を認めている。この背景から、体育科授業の充実を目指し、教育省体育科専門担当は体育科教諭の育成を目的とした学校巡回を行っており、この巡回活動支援のため隊員が要請された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

小学校の体育科授業の改善を目的に同局体育科専門担当とともに以下の活動を行う
1.小学校を巡回し、各校体育科教諭の授業を視察し、授業改善に向けた助言を行う。
2.各校体育教諭に対し、授業計画(単元目標までの道筋)や授業展開(授業のめあて達成までの道筋)について助言する。
3.各校でモデル授業を実施する。
4.各校で実施されるスポーツイベントを補助する。
5.体育科カリキュラム改訂に関して改善点を提言する。
6.各校における視察結果と課題・改善点を教育省へ報告する。また、教育省主催の研修会の企画運営を支援する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

各学校の運動用具

4)配属先同僚及び活動対象者

同僚:担当チーフ(女性)、体育科専門担当(男性、40代、修士、経験15年程度)

活動対象者:各校体育科教諭

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(保健体育))
    (小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(教員経験)2年以上 備考:経験に基づく助言が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

中学校又は高等学校教諭(保健体育)か小学校教諭の少なくともどちらか一方の免許の所有は必須となります。
隊員の住居は、配属先が手配する家庭でホームステイとなります。