2021年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL16621A04)
募集終了

国名
パラオ
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
4代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2022/1 ・2022/2 ・2022/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

マリステラ小学校

3)任地( コロール州 ) JICA事務所の所在地( コロール )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

パラオにある19校の小学校のうち2校ある私立小学校の一つ。1957年創立し、カトリック教会が運営。幼稚園と高等学校を併設する。児童数は1年生~8年生(6~14歳/7・8年生は日本の中1・2年生に相当)まで約220名。公立小学校を含め、中規模校に分類される。各学年1クラス。新年度は8月開始の4学期制。主要教科は、宗教、英語、算数、理科、社会、パラオ語。そのほか、体育、保健、音楽、図工の授業も行う。教員には、パラオ人以外にフィリピン人等外国籍教員も多い。
2020年3月まで、海外協力隊小学校教育隊員が算数教育分野で活動していた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

パラオでは初等・中等教育における理数科学力が低く、特に幼少期に数字に触れる機会が少ないため、数の概念が身についていない児童が多い。私立学校である同校は、他の公立小学校に比べて平均的な学力は高いものの、児童間の学力の差は大きい。また、パラオには教員養成校が存在せず教員免許制度もないため、教員間の指導力の差も大きい。
JICAでは、過去3代に渡り隊員を派遣し、学級担任と協力しながら主に低学年(1~4年生)への算数指導を行うとともに、同僚教員への助言を行ってきた。歴代隊員が作成した計算ドリルを活用した指導等により、児童の学力(計算力)が明確に向上して来ており、配属先は更なる児童の学力向上と教員の指導力向上を目的に、後任を要請した。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 同僚教員の行う算数の授業をサポートし、児童への個別・反復指導を行う(チーム・ティーチング)。
2. 同僚教員とともに授業の振り返りを行い、教員の指導力向上・授業改善に向けた助言を行う。
3. 同僚教員に対し、学習者主体の授業に向けた授業計画や授業展開について助言を行う。
4. パラオの歴代隊員が作成した計算ドリルを活用し、児童の学力(計算力)向上に努め、算数への興味を引き出す。
5. 同僚教員に、計算ドリルの効果的な活用方法を指導する。
指導対象学年は低学年(1~4年生)を予定しています。その他、算数・数学教育分野の他隊員と現場の課題や成功事例の共有をし、教育省へ提言する活動等を行う可能性があります。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

パソコン(職員室及びパソコン室に共有パソコンあり)、プリンター、プロジェクター

4)配属先同僚及び活動対象者

児童:1年生~4年生の児童約100名
同僚:校長(女性、修士)、副校長(女性、修士)、学級担任(9名、短大卒~大卒)。
その他専科教員(7名)、コンピュータ教員、司書教員、カウンセラー、事務職員。
なお、同僚にはパラオ人の他、フィリピン人等外国人も多い

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(教員経験)3年以上 備考:同僚教員の経験を考慮

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

住居は、配属先が手配する家庭でホームステイとなります。