2021年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL16621A08)
募集終了

国名
パラオ
職種コード 職種
G161 体育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
1代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2022/1 ・2022/2 ・2022/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

コロール小学校

3)任地( コロール州 ) JICA事務所の所在地( コロール )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

パラオにある17校の公立小学校(別に私立小学校2校)の一つであり、パラオ最大の小学校である。児童は、1~8年生(6~14歳/7・8年生は日本の中1・2年生に相当)まで約680名。各学年3~4クラス。
新年度は8月開始の4学期制。主要5科目(英語、算数、理科、社会、パラオ語)のほか、体育や保健(健康)の授業がある。
パラオの公立小学校は全校で給食が提供されるとともに、スクールバスが運行されている。
2020年3月まで、海外協力隊小学校教育隊員(体育を指導)が活動していた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

パラオでは教科としての体育の重要性を早くから認識し、すべての小学校に体育科教員(兼任の場合もあり)を配置している。同校では全校児童に対して各クラス週1時間(45分)の体育授業を行っているが、パラオには教員養成課程や教員免許制度が無く、教員は体系的な授業展開や指導法を学んでおらず、単発的な授業内容が多い。
教育省は、体育科教員の指導力向上を目的として定期的に研修会を開き教員の育成を図っている。また、政府も肥満対策等健康な体作りのためには幼少期からの運動習慣確立の必要性を認めており、体育の授業への期待は高い。このような背景から、今後一層の体育科授業の充実が期待されているところ、より専門性の高い体育隊員の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 同僚教員の体育授業を視察し、授業改善に向けた助言を行う。
2. 同僚教員に対し、授業計画(単元目標までの道筋)や授業展開(授業のめあて達成までの道筋)について助言する。
3. 同僚教員と、児童の運動習慣確立に向けたアイデアを共有する。
4. 低学年児童へ、体つくり運動を中心としたモデル授業を実践する。
5. スポーツデー(運動会)の開催を支援する。
6. 現場における体育科授業の現状と課題を教育省へ報告する。
7. 教育省主催体育科教員研修会の開催を支援する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

授業に必要な基本的体育用具一式(ボールは各種類1球以上)、フィールド、体育館(屋根のみ)、PEルーム

4)配属先同僚及び活動対象者

同僚:体育科教員2名:40代男性(教科主任/経験7年)、20代男性(経験3年)

その他教員:校長、副校長、学級担任(30名程度)、特別支援教員、司書教員、コンピュータ教員

児童:1年生~8年生の児童約680名

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(保健体育))
    (小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(教員経験)2年以上 備考:経験に基づく助言が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

住居は、配属先が手配する家庭でホームステイとなります。