2021年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL16621A09)
募集終了

国名
パラオ
職種コード 職種
H131 栄養士
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2022/1 ・2022/2 ・2022/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

公衆衛生局 プライマリ・ヘルス・ケア課 NCD対策ユニット

3)任地( コロール州 ) JICA事務所の所在地( コロール )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

保健省公衆衛生局は、隊員の所属するプライマリ・ヘルス・ケア課の他、環境衛生課、メンタルヘルス課、口腔衛生課の4課から成る。プライマリ・ヘルス・ケア課は、更に感染症疾患、予防接種、在宅医療等のユニットに分かれる。
NCD(Non-Communicable Diseases)対策ユニットは、肥満や糖尿病・がん・高血圧症等の非感染症疾患対策を一元的に担当し、これらの予防対策に関するプログラムを実施している。また、地方部に位置するコミュニティ・ヘルスセンター(CHC/診療所)とも連携を取り、健康セミナーや健康教育の啓発活動を行うなど、国民の健康増進・病気予防に資するプログラムの普及・促進に努めている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

パラオでは偏った食生活や運動不足等、不健康な生活習慣を起因とする疾病が大きな問題となっている。肥満率は世界第3位という統計もあり、2018年には大統領自ら「Year of Good Health」と宣言して国民に健康増進を呼び掛けるなど、保健省を中心にNCD対策を強化している。
一方で、パラオ国内には栄養士を養成できる機関がなく、保健省には他の部署を含めて栄養士がいない。そのため、肥満症や糖尿病等患者に対して、専門的な見地から栄養面での具体的なアドバイスができる人材がいない。NCD対策として栄養指導・食事療法は必要不可欠であり、またその期待も高いことから今回の栄養士隊員要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

保健省同僚及び海外協力隊体育隊員と協力して、以下の健康増進・NCD対策に資する活動を行う。
1. アウトリート活動としてコミュニティを訪問し、BMI値測定により肥満のスクリーニングを行う。
2. 肥満症や非感染症疾患患者及びその予備軍に対し、減量のための個別栄養指導(カウンセリング)を行う。その際、ローカル食材(野菜や魚)を基に継続可能な健康食を提案し、食習慣の改善をはじめ健康的な生活習慣の確立を支援する。
3. 保健省主催セミナーやCHC訪問の機会を活用し、地域住民に対して栄養面からのNCD予防啓発活動や食育・栄養教育を行う。
(配属先には体育隊員の派遣も予定しており、同隊員が行う運動指導と併せた効果的な指導が期待されている。)

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

BMI測定器

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:NCDユニットプログラムマネージャー
NCDユニット職員(NCD・糖尿病・がん予防担当、CHC担当、Health Educator)

活動対象者:非感染症疾患患者及び予備軍、青少年~中高年・高齢者

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(栄養士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:予定される活動内容を遂行するため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

住居は、配属先が手配する家庭でホームステイとなります。