2022年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL16622A06)
募集終了

国名
パラオ
職種コード 職種
G132 合気道
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2022/4 ・2023/1 ・2023/2 ・2023/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

司法省

2)配属機関名(日本語)

公安局訓練課

3)任地( コロール州 ) JICA事務所の所在地( コロール )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

公安局は、パラオ全国の治安及び国民の安全を守る責任機関であり、陸上・海上パトロール、消防・レスキュー、海洋資源保全、犯罪捜査、国際犯罪捜査、少年法制等7つの課から構成されている。現在約250名の警察官を有しており、年間予算は4.3億円程度。隊員配属先となる訓練課は、警察官の職務能力の向上のため各種訓練を実施している。公安局には、2003年から2017年の間、柔道分野のJICA海外協力隊員5名が断続的に派遣された他、2003年から2010年の間にはIT分野でも3名の派遣実績があるなど、協力隊事業に対する理解が深い配属先である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先では、過去に柔道隊員を受入れた結果、警察官が柔道のスキルを身に着け、体力や自己防衛能力の増強につながり、かつ柔道がスポーツ競技としても認知され国内に普及したこともあり、協力隊員による支援を高く評価している。柔道分野では現地人材の育成が進んだため、警察官の訓練の一環として柔道は継続して取り組まれているが、さらなる能力強化のためには、複数の武道について習得することが望ましいとの考えから、特に自己防衛能力の増強に有効と思われる合気道の導入を望んでいる。現在パラオ国内では合気道は全く普及していないが、柔道同様、隊員の活動を第一歩として配属先に合気道の訓練が定着し、配属先の機能強化につながることを期待して要請が提出された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 警察官に対し、合気道の基礎的な知識、技術を習得させるための訓練を計画し実施する(指導対象者は10名程度から開始して最終的に30名程度まで増やす予定)。
2. 将来的に合気道を教えることのできる人材の育成を行う。
3.指導・育成した配属先同僚と共に、一般市民に対して合気道の指導を行う。
配属先に合気道の経験者はいないため、活動序盤は、配属先と相談しながら単独で指導を行い、人材育成に当たります。警察官以外の一般市民への指導は、隊員活動開始後育成された人材と共に実施予定です。活動量は序盤は少なく後半になるにつれ増加することが見込まれます。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

訓練用の畳、各種事務機器

4)配属先同僚及び活動対象者

活動対象者
配属先の警察官30名程度を予定
合気道を学ぶ意向のある一般市民

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(合気道二段)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(指導経験)2年以上 備考:単独で指導を行うため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

住居はホームステイとなる可能性があります。
現地語学訓練ではパラオ語を学習します。