2022年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL16622B03)
募集終了

国名
パラオ
職種コード 職種
B351 測量
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/2 ・2023/3 ・2023/4 ・2024/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

大統領府

2)配属機関名(日本語)

コロール州公有地公社

3)任地( コロール州 ) JICA事務所の所在地( コロール )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先はパラオの全人口の7割程度が集中するコロール州の土地を管理し公共の利益に資すること、及び土地の信託事業の実施を目的として設立された公社。コロール州政府内に事務所を構えているが、州政府にも国にも属さない独立機関の位置づけである。5名の役員で構成される理事会の元、測量・マッピング課及び総務課の2課で構成されており全職員数9名。うち隊員配属の測量・マッピング課の職員数は現在4名。年間予算は約5000万円。主として、州の所有地や信託を受けた土地の貸借及び土地の所有権をめぐる係争の調整業務等を実施しているが、それらの業務を適切に実施するための基盤となる測量・地図製作業務も担っている。これまで隊員による協力の実績は無い。

【要請概要】

1)要請理由・背景

パラオでは土地の所有権が明確でない事例が多く、係争が起きがちな背景があるため、適切な測量の実施が極めて重要である。一方、パラオには高等教育機関が短期大学一校のみしか無いため、大学で学ぶためには海外留学をする必要があるが、留学した優秀な人材の多くがパラオに戻らないため、質の高い人材が国内に定着しないという問題を抱えている。特に理系の技術人材はその傾向が顕著であり、配属先においても実務経験が豊富な人材がいるものの、新たな技術を導入して業務の改善を図ることのできる人材がおらず、外部からの人的支援が必要な状況。特に、現在Auto CADを利用して各種データ等を地図化する業務を行っているが同ソフトの利用方法に精通している人材がいないため同僚への技術指導が期待される他、同僚とともに測量業務に従事し、業務の改善ポイントを協議し改善につなげていくことが求められている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 配属先同僚に対しAutoCADの利用方法について指導し、データ入力、敷地境界の引き直し、地図の重ね合わせ、修正・改善が必要なポイントの洗い出し等、必要な業務が実施できる体制整備を支援する。
2.同僚とともに地点情報調査、トータルステーションの利用、GPSシステムの操作、ウェイポイントの設定、測量標の設置等の測量業務を実践し、より効果的、効率的な業務への改善に向けた助言を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

Auto CAD (Autodesk社 2015年版)、GPSシステム、トータルステーション、測量標、ウェイポイントマーカー等

4)配属先同僚及び活動対象者

・配属先同僚
局長:現在空席
同僚4名:いずれも男性 20~50代 いずれも短大卒程度、実務経験8~30年程度
・活動対象者
配属先同僚

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:予定される活動内容の遂行に必要

[参考情報]:

 ・測量士資格を有していること

 ・Auto CADの利用に精通していること

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

住居はホームステイとなる可能性があります。
現地語学訓練ではパラオ語を学習します(ただし活動は英語で実施します)。