要請番号(JL16622B04)
募集終了


・2023/2 ・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
コロール州政府
2)配属機関名(日本語)
公共事業局
3)任地( コロール州 ) JICA事務所の所在地( コロール )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先はパラオの全人口の7割程度が集中するコロール州の州政府の公共事業局。州政府が所有する各種施設、道路等の維持管理、公共事業の実施、廃棄物処理事業の実施等幅広い役割を担っている。年間予算4億円程度、職員数200名程度。隊員が配属となる車両管理オフィスは、自動車整備施設を有しており、現在マネージャー以下3名の整備士で州政府が所有する公用車両、重機類等の整備及び管理を行っている。所有している車両は、一般車両、特殊用途車両(ダンプトラック、ごみ収集車等)、重機(ローダーバックホー等)等多岐にわたり、計70台程度。なお、コロール州政府傘下の組織にはこれまで数多くの隊員が活動してきた経緯があるが、本配属先への隊員派遣実績は無い。
【要請概要】
1)要請理由・背景
パラオには高等教育機関が短期大学一校のみしか無いため、自動車整備に係る教育環境も十分では無く、質の高い自動車整備人材の確保が困難な事情がある。配属先でも、現在3名いる整備士のうち主要な整備士はフィリピン人であるなど、外国人技術者に頼りながら何とか運営をしている事情があり、人材の育成が大きな課題となっている。特に、現状、整備士の知識・技術の不足に加えて、日常的な整備・点検により故障を未然に防ぐ、と言う視点での運営管理が出来ておらず、故障が発生した場合に場当たり的に対応する形となっていることから、配属先の所有する車両の整備点検計画等の運営管理面も含めて、同僚に技術指導、助言をできる人材による支援が求められている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1. 配属先同僚とともに所属先が所有する車両、重機類の整備を行い、整備技術に係る助言を行う。
2. 同僚の整備技術を向上させるための研修を計画し実施する。
3. 配属先の車両、重機類の整備点検計画を作成し整備を実施することにより故障を未然に防ぐ管理の定着を支援するとともに、修理に必要な部品の調達業務にも協力する。
4. 5S等配属先の自動車整備施設の管理について指導・助言を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
整備工具セット、コンプレッサー、ジャッキ(20t)、油圧リフト、故障診断機等。一般車両はトヨタ、日産、ホンダ、マツダ等ほぼ全て日本車。特殊用途車両はいすゞ、Daewoo社製。重機類はコマツ、Hyundai社製。
4)配属先同僚及び活動対象者
・配属先同僚
マネージャー:男性 50代
自動車整備士及び整備士補助:計3名 いずれも男性 30-40代 整備経験8-10年程度 短大卒もしくは高卒
・活動対象者
同僚の整備士・整備士補及びマネージャー
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(2級ガソリン・ジーゼル自動車整備士以上)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:予定される活動内容を遂行するため
[参考情報]:
・重機、ごみ収集車等特殊用途車両の整備経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居はホームステイとなる可能性があります。
現地語学訓練ではパラオ語を学習します。