2022年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL16622B06)
募集終了

国名
パラオ
職種コード 職種
H114 理学療法士
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/4 ・2024/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

ベラウ国立病院リハビリ科

3)任地( コロール州 ) JICA事務所の所在地( コロール )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先はパラオ唯一の総合病院。パラオの医療機関は、配属先以外には個人クリニックが4軒あるのみであり、事実上パラオのほぼ全ての医療サービスを配属先が担っている。医療サービス局、補助サービス局、薬剤・医用品局の3部門からなり、年間予算約11億円、スタッフ数約400名の規模。隊員の配属部署のリハビリ科は補助サービス局の傘下にあり、現在スタッフ数6名。国内の全リハビリサービスを提供する責任機関となっている。なお配属先では各種医療職種や病院経営分野も含めこれまで20名以上の協力隊員が活動してきた実績があり、リハビリ科についても2002年~2012年にかけて4名の理学療法士隊員を受入れた他、2022年2月から理学療法士隊員が活動中である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先は国内のリハビリサービスの責任機関であり、リハビリ技術の進化に併せて、組織としての機能強化を図ることが求められている。そのためには、科内スタッフ及び病院内関係スタッフの能力向上が必須であるが、人口2万人足らずの小国であり、リハビリ人材は固定化されているため、外部からの支援が必要な状況。配属先は、現在2012年以来10年振りに派遣された理学療法士隊員から、呼吸療法等新たな技術・知識を得ており、改めて職員の能力向上における隊員の支援の意義が高く評価されている。また、今後配属先スタッフの世代交代時期に入って来ることもあり、科としての機能維持・強化に向けて、職員の能力向上支援が出来る人材による引き続きの協力が求めらている。なお、配属先では一日平均20名程度の多様な症状の患者にリハビリを実施しているが、整形外科疾患や脳血管疾患による神経障害患者が最も多い。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.同僚と共に患者に理学療法を実施するとともに、技術的指導・助言を行う。
2.患者の治療プログラムの作成に係る指導・助言を行う。
3.理学療法に係る勉強会やワークショップを企画・開催する。
4.配属先の運営管理に係る助言を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

平行棒、歩行訓練用階段、トレーニングテーブル、エアロバイク、ルームランナー、滑車機器、超音波治療器、温浴治療器等

4)配属先同僚及び活動対象者

・配属先同僚
科長(男性 40代 理学療法士 経験20年程度)、その他理学療法士1名、リハビリ技師3名、アシスタント1名(30~50代、男性2名女性3名 経験5~30年程度)、他医師、看護師等病院内関係者。
・活動対象者
配属先同僚及び患者

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(理学療法士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚に対する指導が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

住居はホームステイとなる可能性があります。
現地語学訓練ではパラオ語を学習します(ただし活動は英語で実施します)。