2022年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL16622B09)
募集終了

国名
パラオ
職種コード 職種
G111 フィジカルアクティビティ
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/4 ・2024/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

公衆衛生局 プライマリ・ヘルス・ケア課 NCD対策ユニット

3)任地( コロール州 ) JICA事務所の所在地( コロール )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

保健省公衆衛生局は、隊員の所属するプライマリ・ヘルス・ケア課の他、環境衛生課、メンタルヘルス課、口腔衛生課の4課から成る。プライマリ・ヘルス・ケア課は、更に感染症疾患、予防接種、在宅医療等のユニットに分かれる。隊員が配属となるNCD(非感染症)対策ユニットは、肥満や糖尿病・がん・高血圧症等の非感染症疾患予防・対策を担う。各地に設けられているコミュニティ・ヘルスセンター(CHC/診療所)とも連携し、健康セミナーや健康教育の啓発活動の実施等、国民の健康増進・病気予防につながる業務を実施している。配属先へは、2022年2月から体育隊員を派遣している他、今後栄養士隊員の派遣も予定している。また台湾政府のボランティアによる支援も受けている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

パラオでは偏った食生活や運動不足等、不健康な生活習慣を起因とする疾病が大きな問題となっている。肥満率は世界第3位という統計もあり、政府としてもNCD対策強化を重要視している。配属先スタッフは医療従事者あるいは事務スタッフのみであり、運動面からのNCD対策を実践できる人材がいなかったことから、現在初代の体育隊員の支援を得て、初めての試みとして運動を通した対策に積極的に取り組んでいる。配属先ではこの隊員の支援を高く評価しており、SNSを利用してその活動を積極的に広報するなど、運動を通したNCD対策をパラオに定着させたい意向があり、引き続き後任による支援を求めて要請が提出された。なお、フィジカルアクティビティ隊員の要請と併せて栄養指導を行う栄養士隊員も派遣を見込んでおり、運動と栄養の両面からのアプローチを支援していく。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 地域住民に対し、NCD対策としての運動やフィットネス活動を企画・調整し、実行する。
2. 健康増進のための運動やフィットネス活動を促進するためのキャンペーン活動を実施する。
3. NCD予防/対策における運動の重要性に係る理解増進のための教育活動を実施する。
4. 指導対象者の運動実践状況をモニタリング・評価し、運動習慣の定着を可能とする無理の無い運動プログラムを確立する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

BMI測定器、事務機器

4)配属先同僚及び活動対象者

・配属先同僚
ユニット長:40代 女性
ユニット職員 計11名(NCD・糖尿病・がん予防担当、CHC担当、Health Educator) 、30~50代、いずれも女性
・活動対象者
非感染症疾患患者及び予備軍、児童~高齢者まで

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(保健体育))
    (健康運動指導士・健康運動実践指導者資格)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:活動の企画と実践が求められるため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

中学校又は高等学校教諭(保健体育) 、健康運動指導士・健康運動実践指導者資格のどちらか一方の取得は必須です。
住居はホームステイとなる可能性があります。
現地語学訓練ではパラオ語を学習します(ただし活動は英語で実施します)。