2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL16623B06)
募集終了

国名
パラオ
職種コード 職種
G161 体育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

コロール小学校

3)任地( コロール州 ) JICA事務所の所在地( コロール )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

パラオにある17校の公立小学校(別に私立小学校2校)の一つであり、パラオ最大の小学校である。児童は、1~8年生(6~14歳/7・8年生は日本の中1・2年生に相当)まで約680人。各学年3~4クラス。2022年7月からは5歳児クラスが設置されている。新年度は7月開始の4学期制。主要5科目(英語、算数・数学、理科、社会、パラオ語)のほか、体育や保健(健康)の授業がある。パラオの公立小学校は全校で給食が提供されるとともに、スクールバスが運行されている。
これまで長期短期合わせ11人の小学校教育隊員を派遣してきたが、より専門性の高い体育分野での支援が必要なことから、2022年10月より2022年度2次隊体育隊員が活動を行っている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

パラオでは教科としての体育の重要性を早くから認識し、すべての小学校に体育科教員(兼任の場合もあり)を配置している。同校では全校児童に対して各クラス週2時間(45分/コマ)の体育授業を行っているが、パラオには教員養成課程や教員免許制度がなく、教員は体系的な授業展開や指導法を学んでおらず、単発的な授業内容が多い。教育省は、体育科教員の指導力向上を目的として定期的に研修会を開き教員の育成を図っている。また、政府も肥満対策など健康な体つくりのためには幼少期からの運動習慣の確立の必要性を認めており、体育の授業への期待は高い。体育科の授業の充実が期待されているが、現場の教員が十分な指導力を身に着けるには長期の支援が必要なことから本後任要請に至った。活動中隊員は小学校1~3年生及び幼児(5歳児)クラスを担当し、同僚教員とともに授業を実施している。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.同僚教員の体育授業を観察し、授業改善に向けた助言を行う。
2.同僚教員に対し、授業計画や授業案について助言し、系統的な授業の実施を支援する。
3.同僚教員と、児童の運動習慣確立に向けたアイデアを共有する。
4.低学年児童(1~3年生)及び幼児クラスへ、体つくり運動を中心としたモデル授業を実践する。
5.教育省が実施する各種スポーツ大会への参加を支援する。
このほか、教育省や保健省で活動する体育分野の隊員と連携した活動を行う可能性もあります。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

授業に必要な基本的体育用具一式(ボールは各種類1球以上)、フィールド、体育館(屋根のみ)、PEルーム

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:体育科教員2名:40代男性(教科主任/経験7年)、20代男性(経験3年、JICA本邦研修受講経験あり)
その他教員:校長、副校長、学級担任(30名程度)、特別支援教員、司書教員、コンピュータ教員

児童:幼児クラス及び1年生~8年生の児童約680名

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)
    (中学校又は高等学校教諭(保健体育))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(指導経験)2年以上 備考:経験に基づく助言が必要なため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

住居は、配属先が手配する家庭でのホームステイとなる可能性があります。
現地語学訓練ではパラオ語を学習します(ただし活動は英語で実施します)。
中学校又は高等学校教諭(保健体育)の免許は必須ではない。