要請番号(JL16625A06)


・2025/3 ・2026/1 ・2026/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
大統領府
2)配属機関名(日本語)
パラオ・コミュニティ・アクション・エージェンシー(PCAA)幼児教育プログラム
3)任地( コロール州 ) JICA事務所の所在地( コロール )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
PCAAは1967年に設立された非営利団体で、現在は準政府機関として主に低所得者層を対象とした支援プログラムを実施している。主なプログラムは、①幼児教育プログラム、②保育プログラム、③職業訓練・雇用プログラム、④食糧生産・雇用プログラムである。隊員が所属する幼児教育プログラムでは、幼児教育にアクセスする機会の拡大のためパラオ各地で幼稚園を運営しており、現在8か所の施設で約270名の幼児(3~5歳)を受け入れている。配属先の予算は米国政府の支援およびパラオ政府の予算が中心となっており、約240万ドル/年。現在、同配属先への栄養士隊員及び保育プログラムへの幼児教育隊員の派遣も要請されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先機関はパラオ各地の8か所の施設で幼稚園事業を実施しており、各発達段階に応じた就学準備を目標に、日課に従い、社会性と情緒の発達、言語と読み書き、認知、知覚、運動、身体的発達など、子供たちの心身の発達に役立つ活動を提供している。勤務する教員の多くはパラオ唯一の高等教育機関であるパラオ・コミュニティー・カレッジで幼児教育コースを修了しているが、補助教員の中には、同コースを履修をしていない者も含まれる。経験年数は5年を超える教員が多いが、学び直しの機会が少なく、新しい知識や技術を習得しづらい状況である。こうした状況の中、JICA海外協力隊の幼児教育隊員により新しい指導法や教材の紹介、勉強会の企画に関する支援が期待され、本要請に至った。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1.幼児への直接指導を通して、新しい指導法や発達段階に応じた活動の提案を同僚教員に対して行う。
2.新しい指導法、活動の実践と定着に必要な教材・教具の作成をサポートする。
3.施設コーディネーターと協力し、配属先全体や幼稚園ごと等、現場の課題に応じた勉強会を企画・実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
幼稚園内にある物品、机、椅子などその他必要な事務用品
4)配属先同僚及び活動対象者
・配属先同僚:マネージャー(50代)、施設コーディネーター2名(50代1名、60代1名)、担任教員20名(20代~60代、大卒2名、短大卒11名等)、補助教員14名(20代~60代、高卒12名等) 担任教員1名を除いて女性
・活動対象者:コーディネーター2名、教員34名、幼児270名、保護者
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(幼稚園教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づいた知見が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居は配属先が手配するホームステイとなる可能性がある。
活動は英語で実施するが、現地語学訓練にてパラオ語を学ぶ。