2025年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL16625A09)
募集終了

国名
パラオ
職種コード 職種
A101 コミュニティ開発
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/3 ・2026/1 ・2026/2
活動で関わる方々 タロイモ畑① タロイモ畑② タロイモ畑② タロイモ畑②

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国務省

2)配属機関名(日本語)

ガラロン州政府

3)任地( ガラロン州 ) JICA事務所の所在地( コロール )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、バベルダオブ島の北端に位置する人口400人弱の州の州政府。州内には観光名所となっている古代遺跡ストーンモノリスを有している。総務部、観光部、公共事業部、公有地局等の部局の他、各種プログラム、首長評議会から成り、地域住民の生計向上、生活改善、健康・福祉の増進等に係る様々な事業を実施している。年間予算は3,200万円程で職員数は48名。過去にJICA海外協力隊の受入実績は無いが、州内に拠点を置く環境系NGOにおいて生態調査隊員が活動中である他、州内の漁業協同組合に対し沖縄県の企業がJICA草の根技術協力事業を通した水産関連の協力を行っており、JICAの協力に対する地域住民の認知度は高い。

【要請概要】

1)要請理由・背景

食料の多くを輸入に頼るパラオでは、特にコロナ以降、食料安全保障の重要性が国民の間に認識されるようになった。パラオでは伝統的にタロイモが主食とされてきたが、ガラロン州は特にタロ栽培が盛んな州であり、配属先ではタロ生産をより強化する方針を打ち出している。また、国の農業局がタロ加工施設を設立したことで、タロを販売して収益を得ることが容易になったことも相まって、その機運が高まっている。州内には2013年に設立された農民組織があり、30戸程度の農家が参加している。これらの農家のタロを中心とした農産物の生産・販売の強化を通した生計向上に係る支援を得るため、隊員が要請された。その他、地域住民の抱える課題を調査・把握し、新事業に結びつけるための協力も期待されている。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

1. 地域農民のタロイモを中心とした農産物の生産・販売を強化し、生計向上を支援する。国やその他機関の農業技術者、生産物の流通・販売関係者等の関係者と現地農民をつなげる等の手段により、地域を活性化するカタリストとしての役割が期待されている。
2. 地域が抱える各種課題について、その解決に向けた具体的な方策を同僚と共に検討し、事業化を支援する。具体的にどのような課題に取り組むかは、着任後配属先との協議により決定する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

プリンター、コピー機等州政府内の事務機器。州政府建物の中ではwifi利用可。

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚: 州知事(男性 60代)、職員(女性 40代)、その他州政府職員40名程度

活動対象者:農民組織等、地域NGOの構成メンバーを中心とした地域住民、配属先同僚

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚とのバランス

[経験]:(    ) 備考:

[汎用経験]:

 ・グループ活動や組織運営の経験

 ・営業や販促、商品開発の経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

住居は配属先が手配するホームステイとなる。
活動は英語で実施するが、現地語学訓練にてパラオ語を学ぶ。
村落部の小さなコミュニティで生活し、地域の人々との濃密なコミュニケーションをとりながらの活動となる。