要請番号(JL16625B01)
募集終了
| ・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国務省
2)配属機関名(日本語)
コロール州政府 廃棄物管理事務所
3)任地( コロール州 ) JICA事務所の所在地( コロール )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、パラオの人口の6割以上が居住するコロール州の州政府の一部門として2004年に設立された。当初は家庭ごみの収集と処分が主な業務だったが徐々に業務を拡大し、ごみの発生量と埋立地に廃棄される廃棄物の量の削減、3R(Reduce、Reuse、Recycle)システムを通じた廃棄物の資源化にも注力している。現在、配属先が取り組む事業は、家庭ごみの収集に加え、飲料容器等の回収、環境教育・啓発活動、廃棄物データの収集、コンポスト作成やプラスチックの油化、廃ガラスを活用したガラス工芸など多岐にわたっている。この内、ガラス工芸については、2022年からJICAの草の根技術協力による支援も行われている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
小島嶼国であるパラオでは、ごみ処分の場所や方法が限られる中、ごみの削減や適切な処分が重要課題となっており、中でも人口が集中するコロール州の取り組みは国全体のごみ削減に大きな役割を果たすものだと言える。コロール州では、観光需要とも絡めた廃ガラスの工芸品化や、その燃料の一部とするべくプラスチックごみの油化にも取り組むなど、リサイクルへの模索を積極的に行っている。一方で、ごみの減量や分別推進等に向けて市民の一層の意識向上も必要とされており、草の根レベルで活動する協力隊員による啓発活動のアイデアや実行力が期待されている。同配属先への長期隊員の派遣は2004年のシニア海外協力隊(SV)以来となるが、同SVは隊員任期の終了後に配属先の顧問となり、現在に至る。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
配属先の廃棄物管理チームと協力し、以下の活動を含む環境教育活動に取り組む。
1.学校や地域コミュニティ、公的機関や民間組織等に向けたごみ対策に関する各種啓発資料を考案・作成する。
2.学校や地域コミュニティなどを訪問し、ごみ対策に関する環境教育・啓発活動を行う。
3.ソーシャルメディア(Facebook、Instagram)およびその他のメディアを通じた情報発信を支援する。
4.配属先の関わる環境関連イベントやキャンペーンなどにおいて、様々な協力機関・団体との連携をサポートする。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
一般的な事務環境(事務机、PC、文具等消耗品など)
4)配属先同僚及び活動対象者
・配属先同僚:廃棄物管理マネージャーの他、データ収集・分析、リサイクル管理、ガラス工房、コンポストなどのチームリーダー(6名)、30代~40代。廃棄物管理顧問(元シニア海外協力隊)。
・活動対象者:児童・生徒・学生等、若者世代をはじめとした、コミュニティ住民など。
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[汎用経験]:
・環境関連活動の経験や知識
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居は配属先が手配するホームステイとなる可能性がある。
活動は英語で実施するが、現地語学訓練にてパラオ語を学ぶ。




