2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL21225B04)

国名
ベリーズ
職種コード 職種
I102 障害児・者支援
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1
教員の方々(左2名が特別支援学級担当、右から2番目が校長、右端はJICAスタッフ) 特別支援学級の教室 校内の様子 校内の様子 校内の様子

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・文化・科学技術省

2)配属機関名(日本語)

ホリアンチョ・テクニカルハイスクール

3)任地( トレド郡プンタゴルダ町 ) JICA事務所の所在地( ベリーズシティ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 7.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先はベリーズ南部に位置する4年制(日本の中学1年生から高校1年生に相当)の技術学校で、2000年頃に設立された。2年生までは一般教養を中心に学び、3年生以降は農業、農業ビジネス、建設、ホスピタリティ・マネージメントなどの各コースに分かれて専門的な知識を学ぶ。生徒数は975名、教員数は52名であり、生徒はマヤ民族やガリフナ民族が多いが、授業は公用語である英語で行われている。勤務時間は午前7時から午後3時までである。過去にJICA海外協力隊の派遣はない。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先では2022年から特別支援教育が開始され、現在は8名の生徒を教員1名と教員補助1名の2名体制で担当している。できる限り障害のない生徒と同じ授業を受けられるような支援を目指しているが、必要な生徒に対しては、特別支援学級で算数や読み書き、ソーシャルスキル、ライフスキルのプログラムを実施している。教員1名は特別支援の分野で修士号を取得しており、知識は豊富であるが、同分野での経験は3年ほどと多くはない。経験のある隊員が派遣されることで、教員との知識、技術の交換が進み、特別支援学級のカリキュラムやプログラムが充実することが期待され、要請がなされた。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

1. 特別支援クラスの生徒に対する教育および日常生活訓練を現地教員とともに実施する。
2. 個々の生徒の教育ニーズに合ったプログラムの作成や、自立に向けた日常生活訓練計画の作成を行う。
3. 生徒の学習の進捗状況や能力をモニタリングし、必要に応じてプログラムの見直しを行う。
4. 特別支援学級を担当する教員と、障害の特徴や指導のポイント、カリキュラム作成などについて意見交換を行う。
5. 通常学級の教員に、障害の特徴や指導のポイントについて共有する。
6. (可能な範囲で)教育省に現場の様子や課題を共有する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務机、椅子、Wi-Fi

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】
- 校長(30代男性)
- 特別支援担当教員(40代女性、修士)
- 特別支援担当教員補佐(30代女性、準学士)
【活動対象者】
- 13歳から19歳の障害を持つ生徒 (自閉症、発達障害、言語障害など)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(特別支援学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)教育学 備考:同僚教員のレベルと合わせるため

[経験]:(教員経験)3年以上 備考:同僚教員のレベルと合わせるため

[汎用経験]:

 ・特別支援学級での活動経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・居住を予定する町から配属先までは学校のバスで約30分通勤予定。
・赴任後の現地語学訓練はスペイン語(またはクレオール語)を受講予定。