2021年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL21521A08)
募集終了

国名
コスタリカ
職種コード 職種
G102 環境教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2022/1 ・2022/2 ・2022/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

経済企画省

2)配属機関名(日本語)

デサンパラードス市役所

3)任地( サンホセ県デサンパラードス市 ) JICA事務所の所在地( サンホセ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

デサンパラードス市は首都に隣接する人口約30万人の都市。中心部に人口の95%が集中し、面積の約半分を占める農村部の人口は5%である。市役所の職員数は約520名、年間予算は約2,000万米ドルである。環境問題について国内で先進的な取り組みをしてきた市役所であり、2016年にリサイクルセンターや環境教育の会場を備えたエコロジカル総合施設を開設した。2021年5月からは、近隣の地方自治体と協力して同総合施設内に中規模コンポストセンターを開設するほか、専用ウェブサイトを開設して市民向けオンラインコンポスト講座の提供も開始予定。なお、市の担当者は日本での廃棄物統合的管理に関する研修を受講している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

コスタリカにおいて2010年に廃棄物処理法(法8829)が制定され、廃棄物の回収とリサイクルの促進が各自治体に義務付けられた。リサイクル率15%という数値目標が定められ、各自治体がその実現に取り組んでいる。デサンパラードス市は2008年より廃棄物管理にかかる計画を立て、廃棄物の回収、分別収集所の設置などに取り組んできた。また、ゴミに関する市民の責任感向上やプラスチック利用ゼロといったキャンペーンも実施してきた。しかし、現在もゴミ減量、分別方法、ゴミ出しのマナーには改善の余地が大きく、リサイクル率も上昇したとは言え約3%に留まっている。市民への啓発活動を強化するために環境教育隊員の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.学校や市民グループを対象に環境教育(3R、適切な分別、コンポスト等)セミナーを実施する。
2.ドラム式コンポスト、高倉式コンポスト及び堆肥を利用した家庭菜園の普及のためにセミナー実施を実施する。(既に約2,500世帯がコンポストを実践中。)
3.オンライン、SNSといった様々な形の啓発活動を提案し実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務所(共有)、机、パソコン、電話、カメラ

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
環境課職員カウンターパート(40代女性、在職25年)
その他の職員12名

活動対象者:
小中学生
デサンパラードス市民及び近隣都市の市民

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚とのバランス

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実践的提案や活動のため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(15~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・住居は原則ホームステイとする。
・コンポストについては技術補完研修があり、コスタリカ国内で有機ごみの削減に取り組む他の隊員の事例からも参考情報が得られるため、事前経験は不要だが、廃棄物処理の基礎知識は必要。