2021年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL21521A09)
募集終了

国名
コスタリカ
職種コード 職種
G102 環境教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2022/1 ・2022/2 ・2022/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

経済企画省

2)配属機関名(日本語)

グレシア市役所

3)任地( アラフエラ県グレシア市 ) JICA事務所の所在地( サンホセ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

首都サンホセ市から北西約50kmに位置するグレシア市は、人口約77,000人の地方都市である。市役所の職員数は約200人、年間予算は約1,900米万ドル。環境行政に早くから力を入れており、コスタリカで最も早くに高倉式コンポストセンターを建設した市でもある。2017年には市の所有する10.5haの敷地に環境パークを設立した。同パークには、リサイクルセンター、コンポストセンター、種苗センター、有機野菜・薬草の農園及び環境教育のための設備があり、リサイクルやコンポストに関する研修は予約制で行われている。これまでに2名の環境教育、1名の野菜栽培の隊員が活動してきた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

2010年、コスタリカにおいて廃棄物処理法(法8829)が制定され、廃棄物の回収、リサイクルの促進が各自治体に義務付けられた。現在、各自治体が同法律により定められた数値目標達成に向けて取り組んでいる。グレシア市は、リサイクル事業について女性グループと協定を結んでおり、市が回収したリサイクルごみとリサイクルセンターの作業場を提供し、女性グループが分別作業を行い、リサイクル用資源として買い取り業者に売却することで、女性グループの収入となる。近年、リサイクルセンターが200㎡から800㎡へと広がり、今後、専用のごみ収集車も購入予定。リサイクル事業の効率化が必要となり、隊員の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.リサイクル廃棄物の収集方法の改善にむけた提案をする。(市内200か所ある収集場所を効率的に回る必要がある)
2.リサイクルセンター内の分別作業の効率化を支援する。(基本的な5Sの導入等)
3. リサイクルセンターで分別されたリサイクル用資源を売却する事業について、事業経営的観点から運営改善を支援する。
3.コンポストセンターをより適切に管理していくための支援をする。
4.テーマパーク内で実施される小学生、市民向けの環境教育を支援する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、共用スペース、パソコン

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先僚:
カウンターパート(40代女性、在職20年)
環境課職員4名

活動対象者:
女性グループ(12名)、小中学生、市民

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚とのバランス

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実践的な活動のため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(15~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・住居は原則ホームステイとする。
・市民に対する環境教育よりも、市のごみ回収事業やリサイクルごみの分別作業効率化への貢献が重視されているので、作業効率改善、5Sや品質管理に関する知識と経験が求められている。