要請番号(JL21522B03)
募集終了
・2023/2 ・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
経済企画省
2)配属機関名(日本語)
ティララン市役所
3)任地( グアナカステ県ティララン市 ) JICA事務所の所在地( モンテスデオカ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ティララン市は首都から北西に約120㎞の距離にある人口約22,000人の都市。アレナル火山を東側に臨み、国内最大の人口湖であるアレナル湖に面しており、観光業が盛んである。これまでに1968年のアレナル火山噴火、23名の犠牲者が出た1973年の地震等による被害が出ているほか、雨季には市街地の洪水や道路冠水、山間部での地すべり等が発生しやすい地域であり、市役所では2021年から防災担当の職員を1名任命し、市内の防災・災害対策に注力している。市役所の職員数は95名。
【要請概要】
1)要請理由・背景
コスタリカは全国的に地震や大雨による土砂崩れ等の危険性があるが、ティララン市は特に水害の発生頻度が高く、近年は気候変動により被害が増加傾向にある。市役所ではこれまでにハザードマップの作成やSNSを通じた市民からの災害通報受付といった取り組みを実施してきたが、防災への取り組みは殆どできていない。よって、市役所は現在、住民が地域で起こりうる災害に関する知識を持ち、災害発生時に組織的に行動して被害を最小限に留めることができるよう、地域防災委員会の立ち上げとメンバーの能力強化を最重要課題としている。日本の災害対策の視点や経験を取り入れつつ、これらの事業を推進するために本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先関係者と協力して、以下の活動を行う。
1. 地域防災委員会の立ち上げとメンバーの研修を支援する。
2. 市内で自然災害の危険性が高い地域の特定及びハザードマップの更新を支援する。
3. 市役所の災害対策マニュアル作成を支援する。
4. 災害危険度が高い地域の住民を安全な地域へと移転させる事業を支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
市役所内の執務室(環境課職員と同室)、机、パソコン
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
カウンターパート:環境課職員(30代女性、在職12年)
活動対象者:市内の地域防災委員会のメンバー
市内の小中学校及び高校の生徒
ティララン市民
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒) 備考:カウンターパートとのバランス
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:組織立ち上げ等の活動のため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(20~33℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・住居は原則ホームステイとする。
・防災に関する知識や実務経験があれば望ましい。
・コミュニティグループの立ち上げや運営の経験があれば望ましい。