2022年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL21522B08)
募集終了

国名
コスタリカ
職種コード 職種
G102 環境教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/2 ・2023/3 ・2023/4 ・2024/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

経済企画省

2)配属機関名(日本語)

ドタ市役所

3)任地( サンホセ県ドタ市 ) JICA事務所の所在地( モンテスデオカ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ドタ市は首都から南へ70km、緑豊かな山間部にある人口約8000人の街。コーヒー栽培が盛んで、高品質のコーヒー豆は日本へも輸出されている。ドタ市には幾つかの集落が点在しているが、市役所は最大の集落であるサンタ・マリア地区にある。市の職員は約50人。環境課は市役所勤務のカウンターパート及びリサイクル資源分別場で勤務する3名の合計4名で構成されている。ドタ市は2011年からリサイクル資源の回収を実施しており、月2回、サンタ・マリア地区(約1700世帯)、コペイ地区及びハルディン地区(合計約600世帯)からリサイクル資源を回収し、3人の職員が10日間ほどかけて分別して業者に売却している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

コスタリカではゴミ埋め立てによる環境汚染や埋め立て場の不足が社会問題となっており、廃棄物処理法(2010年)によりリサイクル率15%という目標が定められ、各自治体がリサイクル資源の有効活用とゴミ減量に取り組んでいる。ドタ市のゴミ埋め立て場は2020年に容量が一杯となり、現在は一般ゴミを近隣都市まで運んでいる。リサイクル資源の回収強化と分別法の普及のため、ドタ市役所は家庭訪問やSNSキャンペーンを試みてきたが、リサイクル資源に生ごみ等が混入することもしばしばで、分別作業と清掃に手間がかかっている。リサイクル資源の分別に対する市民の意識向上と正しい分別方法の普及のため隊員要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

カウンターパートと協力しながら、以下の活動をする。
・家庭ごみが環境に与える影響及び家庭ででるごみ減量への取り組みについて、分かりやすい教材を作成する。
・家庭・学校・商業施設への訪問、SNS上のキャンペーン等の方法で、リサイクルの重要性や正しいリサイクル資源分別方法の理解を高める。
・家庭でできるコンポストづくりを普及する。(一般家庭の多くが生ごみを庭に埋めて処理しているので、より有効な生ごみの活用法としてコンポストづくりを普及させることが期待されている。)
・リサイクル資源分別場での作業について、効率化等の提案をする。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

市役所内の執務室(カウンターパートと同室の可能性あり)、執務机、パソコン

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
カウンターパート(30代女性、在勤6年、現在はパートタイムだが、将来的には月 金8:00 16:00勤務予定)
リサイクル資源分別所勤務の職員3名(いずれも50代男性、月 金6:00 15:00勤務)
活動対象:
ドタ市民(約2300世帯)、小中学校9校、高校2校

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(専門学校卒) 備考:同僚とのバランス

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実践的提案や活動のため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(8~25℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・住居は原則ホームステイとする。
・一般家庭ごみ等に関する啓発活動経験があれば望ましい。