要請番号(JL21523A01)
募集終了


・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
経済企画省
2)配属機関名(日本語)
サルセロ市役所
3)任地( アラフエラ県サルセロ市 ) JICA事務所の所在地( モンテスデオカ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
サルセロ市は首都から北西に約70㎞の距離にある人口約15,000人の小さな街である。コーヒー栽培を中心とする農業が主な産業であるが、市内中心部に剪定のユニークさと美しさで全国的に有名な庭園があり、観光も重要な産業となっている。サルセロ市役所環境課は職員総合職2名体制で公園や墓地の管理、ゴミ処理、防災といった幅広い業務を担当している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
コスタリカにおいて2010年に廃棄物処理法(法8829)が制定され、廃棄物の回収とリサイクルの促進が各自治体に義務付けられた。リサイクル率15%という数値目標が定められ、各自治体がその実現に取り組んでいる。サルセロ市は学校や市民グループ等を対象にゴミの分別回収に関する研修を実施し、コンポスト生産キットを配布してきたが、更なる啓発活動が必要となっており、現在は2024年末までに市民の10%がゴミ分別に関する研修やキャンペーンに参加することを目標としている。特に、排出されるゴミの約半量を占める有機物をコンポストとして活用することがゴミの減量の鍵となっており、本格的な啓発活動とコンポスト普及のため本要請に至った。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
配属先の同僚らと共に、以下の活動を行う。
1. 家庭や各種団体においてゴミ分別やコンポストを利用した有機ゴミ減量に関する啓発活動を行う。
2. 既にコンポスト生産のための資材を保有している学校等を巡回し、コンポスト生産や菜園でのコンポスト活用を支援する。
3. コンポスト生産を普及する対象グループを選定し、継続的な支援を行う。
4. 市民向けにゴミ減量やリサイクル促進に関するキャンペーンを企画・実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
市役所内の執務室(環境課職員と同室)、机、パソコン
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
カウンターパート:環境課職員(30代男性、学士、在職2年)
活動対象者:
市内の小中高校約30校の生徒
サルセロ市民
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)又はスペイン語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒)農学系 備考:カウンターパートとのバランス
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:即戦力が期待されている
[汎用経験]:
・コンポスト、一般家庭ゴミ等の啓発活動経験
・環境関連活動の経験や知識
[参考情報]:
・家庭菜園の知識と経験があれば望ましい。
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(13~24 ℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・住居は原則ホームステイとする。