2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL21523B08)
募集終了

国名
コスタリカ
職種コード 職種
C103 野菜栽培
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1
配属先店舗 農場 配属先オフィス及び同僚① 配属先オフィス及び同僚① 配属先オフィス及び同僚①

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

経済企画省

2)配属機関名(日本語)

NGO健康と開発のための女性団体
NGO

3)任地( アラフエラ県サンラモン市 ) JICA事務所の所在地( モンテスデオカ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先(MUSADE)は1986年に国内西部のサンラモンで発足した。女性が助け合いながら厳しい現実に立ち向かい、女性のエンパワメントを通して社会全体の人々の生活を向上させることを目指し、現在は全国で活動している。18名の職員に加え、国内外からのボランティアも運営に携わっており、事業内容は女性向け法律相談、心理カウンセリング、各種研修を通した交流の機会提供と能力向上及び経済力の強化、一般向け啓発活動等、多岐にわたる。コミュニティ菜園による有機栽培は2022年に食の安全と栄養改善及び作物販売による収入増加を目標として始まった。

【要請概要】

1)要請理由・背景

市内中心部から車で約10分の郊外にある畑で11名の女性が野菜(トウモロコシ、カボチャ、ニンジン、豆類、葉物野菜等)を栽培している。参加者の中には障がい者や家庭内暴力等の事情で配属先が支援してる人もおり、女性たちが安心して仲間と過ごせる場を提供することもコミュニティ菜園の重要な役割である。環境と食の安全への配慮から、有機栽培を実践しているが、栽培経験はあっても専門知識を持つ人はいないため、特に病虫害防除に苦労している。現在は有機肥料や種を購入しているが、有機肥料を製造し、採種することも目指している。より本格的な栽培と収入の創出を実現するには専門知識に基づいた助言が必要であり、本要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

カウンターパート及びコミュニティ菜園参加者と協力して、以下の活動を実施する。
1.日々の畑の管理作業において、有機農業の技術的支援をする(病虫害防除、作付け計画、有機肥料製造、採種等)。
2.コミュニティ菜園向け有機栽培法ガイドを作成し、研修を実施する。
3.食の安全や栄養改善について、コミュニティ畑参加者及び地域コミュニティに向けた啓発活動をする。
4.有機野菜の販売会等による作物の販路拡大と有機農業認証を受ける過程を支援する。
5.週一回の畑運営会議及び月一回の懇親会に参加し、参加者間のコミュニケーションの向上を支援する。
6.必要に応じてコスタリカ南部のコトブルス地域へ出張し、コミュニティ畑に対して同様の支援を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

コミュニティ菜園(約600㎡)、全てがジョウロ、鍬、スコップ、バケツ等を利用した手作業。
畑は参加者家族が無償で配属先に貸与しており、敷地内には簡単な調理場及び屋根付きの集会場ある。

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:コーディネーター(60代女性、在勤36年)
参加者グループのリーター(60代女性、畑の管理当番やメンバーの集会をコーディネートしている)
活動対象者:
サンラモン地域:参加者11名(40代~70代女性)及びサンラモン市民
コトブルス地域:参加者約20名(18歳以上女性)

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(高卒)農学系 備考:農業専門知識が求められている。

[経験]:(    ) 備考:

[汎用経験]:

 ・播種から収穫までの栽培経験を2作物以上

 ・農業実習180時間以上

[参考情報]:

 ・有機栽培の知識と経験が必要

 ・女性のエンパワメントに貢献する意欲が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(16~31℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・住居はホームステイを基本とする。