2025年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL21525A15)

国名
コスタリカ
職種コード 職種
G102 環境教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
4代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/3 ・2026/1 ・2026/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国家企画・経済政策省

2)配属機関名(日本語)

グレシア市役所

3)任地( アラフエラ県グレシア市 ) JICA事務所の所在地( モンテスデオカ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

首都サンホセから北西に位置するグレシア市は、人口約7万7千人の地方都市である。市役所の職員数は約200人、年間予算は約1,900万米ドル。環境行政に早くから力を入れ、2019年9月、市民の環境問題等に関心を高め、学べる機関とすることを目的に環境テーマパークの施設が建設された。その施設内には、リサイクルセンター、高倉式コンポストセンター等が建設され、コンポストで作った堆肥を有機野菜栽培等に利活用し、普及を図っている。過去には環境教育の隊員2名、野菜栽培隊員1名が派遣された実績がある。現在、環境教育の隊員が活動中。(2025年4月まで)

【要請概要】

1)要請理由・背景

コスタリカでは、廃棄物処理法(政令8839号)により各自治体にリサイクル率15%という目標が定められており、同市においてもリサイクル資源の有効活用及び廃棄物や有機ごみの分別化を促進し、埋立処分量を削減することを目指している。他方、同市内の一般家庭や学校機関等に対して有機ゴミの分別やリサイクル目的で回収される収集物の分別、販売等に関する効率的な運営方法等は確立されていないのが現状である。現在、活動中の隊員は段ボールの効率的な回収方法等を提案して来た。今後は、更なる環境教育プログラムや家庭用コンポストの普
及等を目指して専門性を有した方からの支援を得たいとして本要請に至った。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

環境課の職員と共に以下の活動を行う予定。
1.地域住民や学校関係者向けに環境教育に関する教材作成の支援を行う。
2.高倉式コンポストの普及及び家庭用コンポストの普及に関する支援を行う。(地域住民向けの講習会等)
3.コンポストセンターをより適切な管理、運営方法に関する支援を行う。


3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、共用スペース、パソコン

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先関係者:
環境課責任者:40代、女性、JICA帰国研修員
他、同僚 (環境課職員3名、他に環境テーマパークでの職員2名)
活動対象者:テーマパーク職員、学校関係者、市民

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)又はスペイン語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚も同様の学歴を有する

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:配属先の希望による

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(15~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・住居は原則ホームステイとする。
・コンポスト、有機ごみの減量等の啓発活動が求められる。