2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL21525B01)
募集終了

国名
コスタリカ
職種コード 職種
C103 野菜栽培
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国家企画・経済政策省

2)配属機関名(日本語)

ラウニオン市役所

3)任地( カルタゴ県ラウニオン 市 ) JICA事務所の所在地( モンテスデオカ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 電車 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ラウニオン市は首都から東へ約10kmに位置する人口約10万人の市である。環境課は総合職7名、公園やゴミ分別場の職員約35名体制で、ゴミ回収、公園及び墓地の管理、道路清掃、環境モニタリングや住民からの苦情への対応等の幅広い業務を行っている。これまで廃棄物処理や温室効果ガスの排出削減等において国内で先進的に取り組んだ実績がある他、森林保護区管理や動物愛護にも積極的に取り組んでいる。現在は持続可能かつ効果的な廃棄物管理と食料生産の方法を次世代に伝えることを目的に事業を展開している組織である。環境課には2名のJICA帰国研修員がおり、2025年4月まで環境教育の隊員が活動していた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先では廃棄物の40%以上を占めメタンガス排出の原因ともなる有機ゴミの削減が重要課題であり、家庭や学校でのコンポスト普及に注力している。コンポスト生産のための資材を配布するだけでは成果が上がらず、環境への影響や有効活用方法を伝えながら効果的な普及活動を実施するため有機廃棄物のコンポスト化や持続可能な農業実践に関する取り組みを行っている。今回の要請目的には家庭菜園の普及を目指すことや効果的なコンポストシステムの導入推進や農業生産性向上のための専門的な実践指導を得たいとして今回の要請に至った。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

カウンターパートや他の同僚と協力し、以下の活動を行う予定。
1.家庭菜園、水耕栽培、病害虫管理、土壌改良などの研修の企画・実施の支援をする。
2.有機農業の推進、有機ゴミ削減とコンポスト生産、管理について地域住民等を対象に啓発活動を行う。
3.教育機関や地域コミュニティにおける家庭菜園の設置、維持に関する支援をする。
4.技術的な指導や教育プログラムを通じて、食料安全保障や環境教育にも関連した講習会等を企画、実践する。栄養改善に関する情報の普及
5. 環境課が行う他の事業に協力する。(生物多様性に関する啓発活動等)













3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

市役所内の執務室(カウンターパートと同室の可能性あり)、執務机、パソコン

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
カウンターパート(40代女性修士、在勤12年)JICA帰国研修員
環境課総合職職員6名
主な活動対象:
市内の200世帯、15コミュニティ、公立学校21校

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)又はスペイン語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:配属先関係者と同等レベル

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実践的提案や活動のため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(8~25℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・住居は原則ホームステイとする。
・コンポストを利用した家庭やコミュニティにおける野菜栽培に関する知識と経験があれば望ましい。