2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL21525B07)
募集終了

国名
コスタリカ
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
11代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/1 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国家企画・経済政策省

2)配属機関名(日本語)

コスタリカ大学 オキシデンテ校 哲学・芸術文学部

3)任地( アラフエラ県サンラモン市 ) JICA事務所の所在地( モンテスデオカ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

コスタリカ大学はコスタリカ最大の国立総合大学であり、年間予算は6億ドル。サンホセの本校の他に6つの分校を有している。オキシデンテ校のあるサンラモン市は、コスタリカ中北部に位置する地方都市である。オキシデンテ校は1968年に同大学が地方への高等教育アクセス拡大のための最初の地方キャンパスとして開校された。現在は、約23の学士課程及び4つの大学院修士・博士課程を有している。年間予算約2000万ドル、学生数は約3,200名。日本語は第2外国語として位置づけられ、他にポルトガル語、韓国語が開講されている。本配属先には、現在日本語教育隊員が活動中(任期2026年7月まで)。

【要請概要】

1)要請理由・背景

現在国立大学2校で日本語クラスが開講されており、講座には多くの履修者が集まっている。オキシデンテ校においても状況は同様で、現在活動中の隊員が日本語コースレベル1及び2の履修者数を増やし、定着化させるためにカリキュラムの見直しや日本語に興味・関心を高めるための工夫した授業を実施している。また、地域コミュニティの成人や子ども向けの一般コースを開講する等、日本語の文法・表記(ひらがな・カタカナ・漢字)だけでなく、日本文化等も含めた日本語教育の普及を目指している。他方、同大学において日本語教育担当教員を採用するには大学内の規定等の面でハードルが高く、海外協力隊員が授業を担当する必要があるため、引き続きJICA海外協力隊員の派遣要請に至った。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

1.大学教養課程における日本語1、2の初級クラス(各1回3時間週2回)の授業を担当し、授業のコースラインや試験、成績表等一連の活動を行う。
2.受講希望者の状況により、大学教養課程における日本語3(初級クラス)の授業を担当する可能性もある。
3.一般市民向けの日本語講座の企画・運営等を行う。(日本文化紹介含む)
4.長期休暇期間を利用した短期集中講座を開講する。
5.大学のイベントや日本語弁論大会、日本語能力検定試験等の支援も行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務用品、LL教室、パソコン、プリンター、インタ―ネット等

4)配属先同僚及び活動対象者

学科長 50代男性 英語教授 (2025年12月迄)
学科長補佐 40代男性 英語教授

学生:日本語1、2は各コース毎に定員26名の履修生を募り、16週間の受講期間となる。
(入門レベル程度)

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)又はスペイン語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(日本語教育に関する資格)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:大学で授業を行うため

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:円滑な授業実施のため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(15~25℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

住居は原則ホームステイとする。
活動言語はスペイン語であるが、活動では英語を使用する場合があるため英語のスキルも必要とされている。