【配属機関概要】

3）任地（ サンティアゴ県サンティアゴ市 ） JICA事務所の所在地（ サントドミンゴ特別区 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 車 で 約 2.5 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

配属先は、経済発展に資する人材育成を目的として、職業技術訓練を実施する国立機関。首都に本部を置き、国内4か所に地域事務所を併設した大規模な訓練施設を有する。入学資格は16歳以上。配属先の北部地域事務所はこれらの一つ。各地域事務所は小規模なサテライト事務所を複数有しており、国内全地域にくまなく職業訓練の機会を提供している。北部事務所の年間予算は8,700万米ドル。現在実施中のJICA技術協力「北部地域における持続的なコミュニティを基礎とした観光開発のためのメカニズム強化プロジェクト」カウンターパート機関の一つである。過去に国内各事務所への海外協力隊派遣と無償資金協力の実績がある。

【要請概要】

1）要請理由・背景

当国では、外資による大型ビーチリゾート施設の普及により、限られた地域・住民にのみ繁栄がもたらされている。周辺地域の自然・文化資源を適切に利用し、地域住民が利益を得る機会を図る目的で、JICAの技術協力プロジェクトを通して様々な試みが行われてきた。配属先はそれら地域住民向けに、地域の資源を利用し観光に繋げられる手法を指導するため、様々なコースを立案・試みてきた。しかしながら、当国では馴染みのある手法でないため、ある程度の成果は見られるものの、その精度を高められるよう海外協力隊の支援が求められ、本要請が挙げられた。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

配属先同僚と当事務所管轄地域の現状を調査し、以下の活動をする。
1.地域特有の産物であるはちみつ・バナナ・かんきつ類等を利用した、土産物としての商品開発を促進する現地研修会開催の手伝いをする。
2.地域の天然資源(川・山・特産品の畑や農産物加工場)などを利用した観光ルートの開発に関わる研修会を、配属先と共に提案・実施する。
3.アドベンチャーツアーなどの可能性を探り、配属先と共に提案・実施する。
4.各地域への出張型及び配属先内での教室型の職業訓練研修を、配属先と共に立案する。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

講義室、教室、白板、プロジェクター、コンピュータ、机、いす。

4）配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
職業訓練・生産性向上部 職員30名、男女半々。年代20代～50代
スーパーバイザー 女性 50代 経験7年

活動対象者:村落地域住民 、農業生産者 男女。

【資格条件等】

[参考情報]：

　・地域おこし・研修・教育の企画などの経験

【地域概況】

【特記事項】

「北部地域における持続的なコミュニティを基礎とした観光開発のためのメカニズム強化プロジェクト」とは、相互に情報交換のうえ、必要に応じて協力をする。