要請番号(JL22422B02)
募集終了



3代目
・2023/2 ・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
経済企画開発省
2)配属機関名(日本語)
サントドミンゴ東市役所
3)任地( サントドミンゴ東市 ) JICA事務所の所在地( サントドミンゴ特別区 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
任地は首都サントドミンゴ特別区の拡大に伴い2001年に分割した自治体であり、人口は70万人とサントドミンゴ県でも規模は大きい。配属先は地域住民サービスを担う行政機関で、職員は3200名、2020年度の年間予算は3100万米ドルである。配属先部署の環境教育課は、市内の環境整備のために幅広く活動しており、特にごみ減量のために市民向けや商工業者向けに環境教育を実施している。廃棄物処理に関する日本から開発コンサルタントや国連(UN-HABITAT)の調査などを受け入れた経験もある。これまで多くの隊員の受け入れ実績があり、本要請の前任者は2021年12月まで活動していた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属部署では国連(UN-HABITAT)等と共同調査の実施経験があるが、活動の継続性確保や問題の抜本的な解決等引き続き多くの課題を抱えている。市内にはリサイクル収集センターが100か所以上あり、廃棄物処理やリサイクルに対する意識が高い自治体ではあるが、実際にはその多くがリサイクルされておらず、オープンダンピング施設へ搬出されている。受け入れ施設は整備されつつあるが、リサイクル制度の仕組みが確立していない。そのため、ごみ収集現場やリサイクルセンターの現状を調査し、現在抱える問題を明確化した上での助言や指導が必要となっている。市民のごみ減量意識向上のために、幅広い年代に3R教育の実施も急務となっている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
配属先関係者と協力して、以下の活動を行う。
1.市内の家庭から出るごみの組成調査を実施し、その分析と評価を行う。
2.ごみ回収業務の効率化のために廃棄物収集ルートと収集頻度について調査し、改善方法を一緒に考え、助言する。
3.サントドミンゴ東市内のリサイクルセンターの実態を把握し、リサイクル稼働率の向上のために行動計画を提案すると共に、幅広い年代へ向けて3R活動などの環境教育を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務机、センター訪問時の車両
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先の同僚:
環境教育課長、50代男性
環境教育課員2名、50代男性
環境課員1名、50代女性
当課には、「廃棄物処理コース」を受講したJICA帰国研修員がいる。
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚と同等の経験が必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(18~34℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
配属先URL:https://ayuntamientosde.gob.do