2023年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL22423A02)
募集終了

国名
ドミニカ共和国
職種コード 職種
C101 食用作物・稲作栽培
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

農務省

2)配属機関名(日本語)

農務省サンフアン・デ・ラ・マグアナ支所

3)任地( サンファン県サンフアン・デ・ラ・マグアナ市 ) JICA事務所の所在地( サントドミンゴ特別区 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

サンフアン・デ・ラ・マグアナ市は当国西部に位置しており、主に国内消費向けの豆類(アビチュエラ赤、黒、白)、トウモロコシ、グアンドゥーレ(キマメ)、稲作などの栽培が盛んな地域である。配属先となる農務省地域開発課では、農業技術向上による安定した収穫量の確保と、農家の収入向上のために各種講習会を実施している。職員数は27名。農務省全体での年間予算は1億3,953万USドル。最近では農務省本省と別支所にボランティア派遣実績はあるが、当地への同分野での派遣は約20年ぶりとなる。

【要請概要】

1)要請理由・背景

地元稲作農家が農作物の収穫量と品質向上を目指して取り組んでいるが、当地域は耕作地あたりの平均収穫量が他の国内地域よりも低い。そのため新たな技術を習得し、収穫量を向上したいという強い希望がある。農家は生産性向上に不可欠な農薬や肥料のより効果的な使用方法を習得したいと考えており、隊員には定期的な講習会の実施が期待されている。また安定的な水の確保のため、灌漑施設の有効的な活用への援助も希望されている。加えて長期的な課題として環境保全型農業の実施、農業従事者の後継者問題解決もあるため、ボランティアの帰国後は地域の農業リーダーが技術を継承できるような技術移転体制の構築が求められている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先のC/P及び稲作組合農家と協力して、以下の活動を行う。
1. 共同組合農家を訪問して、稲作栽培の問題点を調査する。
2. 調査結果を元に改善点を探り、農地で改善方法を直接指導する。
3. 農薬の使い方(病害虫・雑草等)、肥料の施し方、灌漑施設等の有効利用方法等を講習会を通して指導する。
4. 講習会等を活用して、農家同士が学びあう機会を設ける。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

支所に執務机、PCなど。試験場と畑・圃場は農務省支所の徒歩圏内にある。

4)配属先同僚及び活動対象者

農務省サンフアン・デ・ラ・マグアナ支所
支所長:50歳代男性、経験年数2年
カウンターパート:地域開発部担当:50歳代男性、経験年数10年
その他支所職員 25名
他、地元農業8団体、合計約1,600名

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・2年以上の稲作の経験が必要

 ・実習等も含め活動内容関連経験2-3年以上

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(18~34℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

稲作以外の野菜栽培についての指導も出来れば尚可。
インターネットや電気・水道などのインフラは整備されているが、地方都市では断水や停電が頻繁に起こることがある。