2023年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL22423A03)
募集終了

国名
ドミニカ共和国
職種コード 職種
G159 数学教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3
校舎全景 教室① 教室②

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

経済企画開発省

2)配属機関名(日本語)

ミゲル・カネラ・ラサロ中等教育学校

3)任地( エルマナス・ミラバル県 サルセド市 ) JICA事務所の所在地( サントドミンゴ特別区 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

エルマナス・ミラバル県の主要3都市であるのサルセド市、ビジャタピア市、テナレス市は、地元地域発展を目指すため『サルセド地域開発技術事務所』を設置している。本団体は官民学連携の組織として活動をしており、JICA海外協力隊も数多く受け入れている。本校も組織の一員であり、2013年に学力向上を目指して設置された中高一貫の公立学校である。広い視野と多様な価値観を持つ人材育成を主眼にしており、大学進学後、地元に戻って活躍できる人材を育てることが目的である。在籍学生数は約560名。職員数は約60名。職員としてドイツからのボランティア等を受け入れている。予算規模は約175千米ドル。

【要請概要】

1)要請理由・背景

対象生徒は上記の3都市在住者で入学試験に合格した者である。外国語や理科、数学などの基礎教科に力を入れて授業を行うと共に、生徒が主体的に考えて学ぶ、特色のある学習方法を取り入れている。本校でも数学は理科などの他教科の連携には必須と考えており、通常授業に加えて平日放課後と土曜日に課外授業を実施して基礎学力向上に力を入れている。しかしながらドミニカ共和国の数学は国際的な学力調査でも下位となっており、苦手意識を持つ生徒が多数いる。配属先はより分かりやすい授業の実施を目指しており、教師の教授法の向上と、数学を得意とする生徒を増やすためにJICA海外協力隊を要請するに至った。学校年度は毎年9月から6月末まで。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

数学分野の強化のために、以下の活動を行います。
1.数学科の授業の現状を観察し、課題点を探る。
2.課題点解決のための方法を分析し、授業内で改善できる点を担当教諭に提案・助言する。
3.魅力的な数学授業を継続的に展開できるよう、数学科内で教授法について共有し、模擬授業などを実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

・執務机、数学教室、情報処理学習教室

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先の同僚:校長他、職員約60名
・中等部コーディネーター 1名
・カウンターパート:数学担当教諭 1名(30歳代男性経験年数5年)
・活動対象者:中等教育学校の7年生から9年生(日本の高校生年齢16歳から18歳)、約60名

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(数学))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(教員経験)3年以上 備考:経験に基づく活動が不可欠なため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(18~31℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

インターネットや電気・水道などのインフラは整備されているが、地方都市では断水や停電が頻繁に起こることがある。